「Webライターに興味があるけど、どこかのコミュニティに所属するのは苦手」「怪しい人からライティングを教わりたくない」という方は、独学でWebライターの勉強をするのも1つの選択肢です。
Webライティングの書籍や動画は以前よりも増加し、1人でWebライティングの学習を進めるのも難しくない時代となりました。
筆者は1年目から6年目に差し掛かる今まで、ライタースクールやフリーランスチーム(クライアントのプロジェクトチームは除く)に所属せずに独学を貫いています。特定の誰かに師事を仰いだこともありません。Webライティングの勉強や案件応募などは、すべて独学です(おかげで癖の強いライターになってしまった)。
とはいえ、高卒工場勤務から独学のみで独立したのも1つの事実。そんな私だからこそ感じた、独学のメリット・デメリットが存在します。
本記事ではぼっち気質の歴6年Webライターがおすすめする、6つの独学方法を解説します。また、経験談から感じたメリット・デメリットもまとめました。
Contents
初心者Webライターにおすすめの独学勉強方法6選|メリット・デメリットを解説
私が実施したり見聞きしたりした中で、「初心者が勉強するならコレだな」と感じた、独学におすすめの勉強方法は次の6つです。
- Webライティングの書籍で勉強する
- 資格の受験勉強をする
- 個人ブログを運営する
- 第三者から添削を受ける
- Webライティング関係の通信講座を受ける
- Wordやnoteにひたすら模写をする
独学時のメリットやデメリットを解説します。
1.【独学の王道】Webライティングの書籍で勉強する
Webライターにおすすめする独学の王道は、Webライティングの書籍で勉強することです。「ライティングの本なんかいらない」との意見も聞きますが、私は逆に「未経験なら1冊でもよいので本を読み、体系的に文章を学ぶべき」だと思います。
Webライティングの書籍で独学するメリットは次のとおりです。
- 基本的な文法や句読点の使い方、リサーチ方法など、基礎の基礎から勉強できる
- ブログ記事や第三者からのFBのような点々とした情報ではなく、体系的にWebライティングを学べる
- 書籍によってはSEOの基本やコピーライティングなども一緒に学べる
- 重要な部分は付箋(電子書籍ならしおり機能など)を貼るなどして、いつでも読み返せる状態にできる
ただし、本で勉強する場合は読むだけにならないよう注意しましょう。
本を読んだ後に、学んだことを意識して実際に書く作業が重要になります。本を読む→実践する→理解しきれていないところをまた読む→実践する…というサイクルを繰り返してください(試験勉強と同じく、インプットとアウトプットの連続ですね)。
実践方法としては個人ブログやnoteなどで練習したり、納品前に本を参考にして校正・見直ししたりなどが挙げられます。駆け出しの頃の私は、個人ブログやWordを使って練習しました。
これから紹介する他のWebライターの独学方法を実践するにしても、まずは1~2冊ほどWebライティングの本を読んでから始めることをおすすめします。本を読んで基礎的な理論を頭に入れてからのほうが、学習効果が高まると思います。
2.【実はコスパ最強?】資格の受験勉強をする
Webライターが執筆する各分野には、その分野における知識・実力の証明となる国家資格・公的資格などがあります。個人的な意見ですが、「Webライターの独学として公的資格の勉強はコスパ最強なのでは?」と思っています。
Webライターの独学に、資格の受験勉強をおすすめする理由・メリットは次の通りです。
- 「FP資格取得者限定」「宅建取得者優遇」といった、資格取得者向けの案件に応募しやすくなる(文章力という抽象的な概念より評価されるケースもある)
- 資格勉強で得た知識・知見をライティングへダイレクトに活かせる
- SEOにおけるE-E-A-T(経験、専門性、権威性、信頼性)を満たせるWebライターになれる
- 有用な資格を取得していれば、Webライターから転身した後にもスキルの潰しが効く
Webライターと相性のよい資格としては、金融、相続、社会保険、税金全般、不動産分野をバランスよく学べるFP2級がおすすめです。FP2級の学習を起点にすれば、経営、経理、投資関係、その他法律がかかわる分野などへ執筆幅を広げやすくなります。
他にもWebライティングの分野で活かしやすいのは、宅地建物取引士(宅建)、食生活アドバイザー、日本化粧品検定、薬機法管理者資格、相続アドバイザー(銀行業務検定)などが挙げられます。
デメリットとしては、資格の学習時間や受験料がかかるところが挙げられます。FP3級なら1か月の集中学習(1日1~2時間くらい)で合格ラインに届くと思うので、FP3級からのチャレンジをおすすめします(FP3級は2級の受験資格でもありますし)。
3.【将来的な資産としても機能】個人ブログを運営する
当ブログ「アヒルクエスト」と同じように、個人ブログを本気で運営してみるのもWebライターの独学方法としておすすめです。個人ブログを運営するメリットは次の通りです。
- 文章の練習に好きなだけ使える
- WordPress入稿の練習になる
- タイトル付け、文章構成、まとめ分など1記事分丸々練習ができる
- SEOの勉強場やSEO施策の実験場としても機能する
- GoogleAdSenseやA8netなどの広告を利用し成功すると、ブログが資産として機能する
- ブログを読んだ法人・個人から執筆依頼がくる可能性がある
私も駆け出しWebライターの頃は、アヒルクエストの記事執筆でライティング&タッチタイピングの練習を重ねました。実践的な独学の場を作りたいなら、個人ブログの開設をおすすめします。
WordPressのブログを開設するにあたってのデメリットは、WordPressの導入やサーバー契約、ドメイン契約などに手間と時間がかかることが挙げられます。「WordPressのブログは面倒くさい」という方は、アメブロといった無料ブログやnoteから始めてもよいでしょう。
4.【THE・実践経験】第三者から添削を受ける
すでにクライアントワークで記事を書ける状況にある人は、案件に応募して記事の添削を受けてみてください(独学と言われるとグレーゾーンかもしれませんが)。第三者から添削を受けるメリットは次の通りです。
- 自分では気づかない修正点に気づける
- 実践的な指摘を受けられる
- 文章以外にもメッセージのやり取りやスケジュール調整など、ビジネスシーンにおける経験値を積める
ただしデメリットはとして、強烈な添削を受けるとこちら側の心が確実に折られる点でしょう。私はもう何度折られたのかわかりません。しかしダメ出しを真摯に受け止めることは、Webライターとして成長するために超重要な能力。反省はしても凹みすぎないことが大切です。ただし、無茶な修正と的はずれな指摘を繰り返すクライアントと当たったら、契約を履行次第さっさと離れるのが吉です(大体低単価だと思いますし)。
「そもそも案件が取れねぇよ!」という場合は、裏技としてココナラやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスを使ってプロの校正者に依頼し、自分の記事の校正とFBを受ける方法があります。お金はかかりますが、実力ある校正者からの添削は大きな経験値になるでしょう。
5.【賛否両論?】Webライティング関係の通信講座を受ける
「グループに所属はしたくないけど、スクール的なもので学びたい」という場合は、SNSなどにはびこる怪しい情報商材やスクールではなく、日本エディタースクールや新聞社などが提供する公式の通信教育をおすすめします。具体的には次の通りです(2023年11月時点)。
ちなみに私が通信教育系で受けた経験があるのは、クラウドワークス公式のスキル検定「Webライター検定1級・2級・3級」と、日本クラウドソーシング検定協会の「Webライティング技能検定(Webライティング実務士)」です。
Webライター検定3級とWebライティング技能検定は「これからWebライターを始めたい人・初心者向け」、Webライター検定2級・3級は「中級者以上向け」という印象でした。どちらの講座も、テキスト拝読・動画視聴からテスト受験まで、自宅のパソコンから1人作業で完結できます。
初心者におすすめの講座は、クラウドワークスの会員なら無料で全講座動画視聴(YouTube)できるWebライター検定3級です。独学でWebライターを始めるなら、うってつけの教材だと思います。パソコンやスマホがあれば、すぐに学習に移れるのが大きなメリットです。
体系的に学びつつ講師へ質問したいならWebライティング技能検定(今はWebライティング講座とも言うらしい)もありですが、3万2,000円(税込み)というお値段が結構ネックかもしれません。金銭的なデメリットも大きいですが、講師からの添削やアドバイスが受けられるメリットもあります。
興味ある方は、ヒューマンアカデミーの「たのまな」公式サイトの在宅ワーク通信講座より、Webライター Webライティングコースの無料の資料請求をしてみてください。
6.【いいから書け】Wordやnoteにひたすら模写をする
独学の方法として、模写もおすすめです。気に入ったWeb記事、書籍、現役ライターのブログ記事などなんでもよいので用意し、Wordやnoteなどのテキストエディタ的なものにひたすら書き続けましょう。模写のメリットは次の通りです。
- 書き手の文章のリズムや表現方法、句読点の使い方などを勉強できる
- タッチタイピングの練習にもなる
- 基本的に無料の独学ができる
模写するのにおすすめの記事は、有名新聞社のWeb記事や著名Webライターの記名記事です。文章で飯を食っている人たちの文章の癖や箇条書きの使い方、表現方法などを自分の頭や指に覚えさせて吸収しましょう。これといったデメリットもないので、1日5分から始めてみてはいかがでしょうか。
Webライターの独学成果をより深めるために学習すること
Webライターの独学成果をより深めるためには、次の3つについても学習することをおすすめします。
- SEOやマーケティング関係の知識を深掘りする
- 編集者・校閲者の勉強をする
- 執筆分野に特化して学習する
SEOやマーケティング関係の知識を深掘りする
Webライターは文章を書くのが仕事ですが、SEOやマーケティングの知識も求められます。SEOやマーケティング知識を勉強すれば、Google1位表示の記事や商品購入につながる記事などが書ける、クライアントへ直接利益をもたらすWebライターになれるでしょう。
SEOやマーケティングに関する書籍やブログ記事は溢れるほどあるので、独学する際も困らないと思います。個人ブログを運営していれば、自分でさまざまなSEO対策やマーケティング動線の実験ができます。
SEOやマーケティングについて無料で情報収集するなら、ナイル株式会社の「ナイルのマーケティング相談室」や桜咲くマーケティングの「SEO研究所サクラサクラボ」のブログ記事、鈴木謙一氏の「海外SEO情報ブログ」などがおすすめです。
編集者・校正者の勉強をする
編集者・校正者に関するスキル・知識を身に付ければ、文章を書く力や要約力をより高められます。書く側の視点だけでなく、読みやすくまとめる側・文章をチェックする側の視点を持つWebライターを目指しましょう。編集や校正スキルを磨けば、執筆以外の仕事が舞い込んでくるかもしれません。
執筆分野に特化して学習する
専門性の高い特化型Webライターは、Webメディア・ブックライティング問わず重宝される存在です。もしこれから執筆したい分野や現在進行系で執筆している分野があれば、そちらに特化して勉強してみるのも手です。専門分野を強化できれば、オリジナリティ溢れるSEOに強い文章を書けるようになれます。
文章の書き方やセールスライティングなどアウトプット能力も重要ですが、有益な情報を執筆するには膨大なインプットからくる知識量、考察力、語彙力なども必要です。Webライターとしての実力を高めるには、常に毎日が勉強の日々であると認識しておきましょう(自戒を込めて)。
Webライティングを独学で勉強する3つのメリット
Webライターが独学でWebライティングを勉強するメリットは、主に次の3つです。
- 自分のペースで学習したい分野を勉強できる
- 必要以上のコミュニケーションをしなくて済む
- 自分で学習し問題を解決する能力が身に付く
独学でも本気で学習するとコストはかかるので、「コストが安い」というメリットの解説から外しています。では、順番に見ていきましょう。
1.自分のペースで学習したい分野を勉強できる
独学だと、勉強する内容や方向性を他人や外圧に曲げられることがありません。自分が勉強したい分野を、自分のペースで学習できるのが独学のメリットです。「〇〇はしては駄目」「意味がない学習だ」と言われて、学習のモチベーションを落とすこともないでしょう。
筆者の場合も、Webライティングを続ける上で自分が必要だと感じたものを独学で学習しています。Webライター検定やFP2級、中学文法の復習などがそれにあたります。自分にしかわからない自分に足りないものがあるときは、独学のほうが気持ちがブレないのでおすすめです。
2.必要以上のコミュニケーションをしなくて済む
Webライティングを独学で勉強すると、他の方々との交流する場への強制参加や参加せざる得ない空気に飲まれることがなくなります。通信講座などでも、こちらから質問をしない限りは、相手側から不要な連絡がくることもありません。
せっかく在宅でWebライターを始めたのに、他の人とのコミュニケーションに気を使いたくないという方に、独学はおすすめです。
3.自分で学習し問題を解決する能力が身に付く
Webライターの仕事は、原則として自分で情報をリサーチ、分析、計算、考察などを行う仕事です。仕事を任せられるライターになるには、自分で必要なものを探し、考え、解決する能力が必要になります。
独学を通じて「自分で学習する能力」を養っておくと、自発的にさまざまな情報へアクセスできる力や、自分だけで答えを導く力が身に付きます。在宅での1人仕事になりがちなWebライティングの世界において、独力で問題を解決できる力があれば、大きな武器になるでしょう。
Webライティングを独学で勉強する3つのデメリット
Webライティングを独学で勉強するデメリットには、次の3つが挙げられます。
- 他人からの添削を受けづらい
- モチベーションの維持が難しい
- 学習内容が偏る可能性がある
あくまで筆者の意見なので、参考程度にお読みください。
1.他人からの添削を受けづらい
Webライティングの独学において最大のデメリットとも言えるのが、他人からの文章の添削を受けづらい点です。
1人で文章の悪いところを見つけようとすると、どうしても主観の入り込みや見落としが発生してしまいます。問題の本質に気づけないまま独学を続けると、文章に変な癖が付いたり間違った知識を得たりする可能性があります。
新しい情報や技法に出会ったときは、「本当に正しいことなのか」を多角的に確認し、複数の情報源から整合性をチェックしましょう。
2.モチベーションの維持が難しい
資格の勉強や受験勉強と同じく、Webライティングの独学はモチベーション維持が難しいのがデメリットです。
スクール通いやコミュニティ所属なら、同じ目標・悩みを持つ方と交流でき、モチベーションを維持しやすいメリットがあります。独学でWebライティングを学ぶときは、モチベーションのコントロール方法も考えておきましょう。
3.学習内容が偏る可能性がある
独学だと、学習している内容が偏っていたり間違っていたりしても、指摘する人が誰も居ません。そのまま独学を続けた結果、学習内容が偏る可能性があります。
Webライティングを独学で学ぶときは、Webライターの仕事と同じく複数の情報源から信憑性のある情報を取得し、自分にとって必要なものを取捨選択しましょう。
独学でWebライターを目指すのに向いている人
筆者が考える独学でWebライターを目指すのに向いていると思うのは、主に次の人です。
- 執筆分野やSEOの最新状況を自分から収集できる人
- 1人の学習でもモチベーションを維持できる人
- 自分の見たくない失敗でもしっかり向き合って反省し、問題点を分析できる人
- コミュニケーションが苦手な人
とはいえ、「独学するって決めたからずっと独学する!」と片意地を張る必要はありません。もし独学では限界を感じたり、独学では学びづらい分野(取材など)を勉強したくなったりしたときは、新しい環境へ飛び込むことも有効だと思います。
独学と交流をうまく使い分けるのも、Webライティングの勉強のコツとも言えます。あなたに合う学習方法を、いろいろと試しながら模索してみてください。以下では、それぞれの詳細を解説します。
執筆分野やSEOの最新状況を自分から収集できる人
Webライティングの世界では、常にフレッシュな情報が求められます。例えばWebライティングにおける新しい技術・スタイル、執筆分野での制度改正・法令改正、GoogleアップデートによるSEO市場の変化、その他市場トレンドやニーズの流行り廃りなどです。最新情報でないとSEO順位も上がりづらく、読者からも信用してもらえないコンテンツになります。
独学でWebライターとして活躍するには、執筆分野やSEOの最新情報を自分から積極的に収集し、学習や仕事に活かすことが大切です。
1人の学習でもモチベーションを維持できる人
独学は原則として1人で黙々と学習するため、1人で学習モチベーションを維持し続ける必要があります。外部からの目がなく、サボりを咎める人が自分しかいないためです。
学習をルーティン化する、学習進捗を記録する、将来的な目標と達成すべき小さな目標を設定する、目標を達成する度にご褒美を用意するなど、独学を継続する工夫も必要になります。1人でもモチベーションを保てる方は、独学に向いている人と言えるでしょう。
自分の見たくない失敗でもしっかり向き合って反省し、問題点を分析できる人
Webライターとして活躍するには、クライアントからのフィードバックや自分の失敗と常に向き合った反省できる心が必要です。独学の場合だと、自分の悪いところや課題をはっきりと指摘してくれる第三者がいません。もし悪いところを克服しないままだと、いずれクライアントワークで課題にぶつかり、継続的に案件を受けるのが難しくなるリスクがあります。
そのため、自分から意欲的に見たくない失敗や失敗に伴う問題点を抽出・分析し、次回から改善できる人が独学に向いていると言えます。
コミュニケーションが苦手な人
「集団に属して活動する」「他の方と話すのが苦手」など、コミュニケーションがとにかく苦手な人も独学のほうが勉強しやすいです。私もこのタイプです。
独学は自分が学習したいテーマを突き詰めて勉強できるので、他の方の意見に左右されないメリットがあります。「独学だからWebライターとして劣るかも」と、自分を卑下する必要はありません。交流よりも黙々と学習することにお金と時間を使える人は、独学によって一気に実力が開花する可能性があります。
まずは独学で実力を付けてWebライターとしての自信が出てきてから、さらに独学を極める、あらためて他のライターと交流するといった選択をするのもよいでしょう。
Webライターの独学におすすめの勉強本を3冊紹介!
初心者Webライターから独学で勉強を進めたい方には、まず以下3冊のWebライティング本から読んでみることをおすすめします。
- 世界一やさしい Webライティングの教科書 1年生
- 新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義
いずれも私が実際に読んでみて、「初心者向けのわかりやすさ」「初心者がつまづきやすいところへの回答」がしっかりとまとまっていたおすすめの本です。修正箇所や間違った例などの事例も載っている本もあるので、なぜそのように文章を直すべきかを論理的に理解できます。
世界一やさしい Webライティングの教科書 1年生
『世界一やさしい Webライティングの教科書 1年生』は、クラウドワークスのWebライター検定を監修した株式会社グリーゼの本です。
ターゲット設定、Webライティングの基本文法、見出しと構成の作り方、キャッチコピーなど、Webライティングに必要な基礎知識がすべて詰まった1冊です。ある程度Webライター経験と積んでから読みましたが、実例や図解も入っていて非常に読みやすいと感じました。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』は、「Webの文章を書くこと」に特化したWebライティングの本です。痒いところに手が届くレベルで、文章の作り方や文法、文章のリズム感などがまとまっています。
これを読めば「なぜ自分の文章が読みにくいのか」が論理的にわかるはずです。Webライティングの書き方の基礎から学びたいときに、ぜひお読みください。
20歳の自分に受けさせたい文章講義
『20歳の自分に受けさせたい文章講義』は、Webライティング本というより「書くにはどうすればよいか」という文章の根幹の部分を学べる本です。この本で語られる「文章の読みやすさはリズムであり、文章のリズムは論理展開で決まる」という著者の経験から得た理論は、あらゆる文章を書く上で役に立つと思います。
また本書で語られる「文章を書くとは、頭の中のぐるぐるを翻訳すること」という言葉も、なぜうまく文章を書けないのかの1つの回答となっていました。
大げさではなく、Webライターあひるの人生に大きな影響を与えた1冊です。Webライターだけではなく、文章を書くすべての人におすすめします。
独学から最強のWebライターを目指そう!
ぼっちWebライターの立場から、Webライターの独学について解説しました。Webライターの道を選んだ方の中には、人間関係や外部での仕事に疲れてしまったケースも多いと思います。「Webライターこそ交流が効果的だ」という意見もありますが、独学中心でもWebライターの勉強は十分に可能な時代になりました。
Webライターとしての実力が付けば、自分に自信が持てるようになります。自信さえ付けば、人によってはWebライターのコミュニティに飛び込めるようなり、コミュニティ内で対人スキル・取材スキルを高めることも可能です。
逆に独学を極めて、1人気ままに文章を書いて生活する人生も目指せます。独学でWebライターの実力を磨きつつ、自分が思うWebライター像に近づけることを願っております。
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