校正ツール文賢はWebライターにおすすめ!4年間利用したレビューとメリット・デメリット

Webライターに校正ツール文賢はおすすめ! ライター経験談

文賢(ぶんけん)』は、高性能な有料校正ツールとして人気を博しています。Webライティングを含めたさまざまな文章の推敲・校閲に使えるだけでなく、文章表現サポート機能によってあなたの文章力強化にもつながるのが文賢の大きなメリットです。

とはいえ文賢は有料ツールであるため、「本当に支払う金額以上の価値が文賢にあるのか」「文賢の評判は良いのか」と、実際に文賢を使うかどうか悩んでいるWebライターの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、文賢を約4年間使っている文賢ヘビーユーザーの筆者が、Webライターが使える文賢の機能や、実際に使ってわかった文賢のメリット・デメリットを解説します。実体験を基に解説しているので、文賢を使うか迷っている方はぜひ参考にしてください。

Contents

校正ツールの文賢とは?利用料金や運営会社など基本情報をチェック

基本情報概要・価格(税込)など
運営会社・会社名:株式会社ウェブライダー
・代表取締役:松尾 茂起
基本料金(1ライセンスあたり)・初期費用:11,880円
・更新費用:2,178円
支払い方法・クレジットカード(PayPal、都度払い)
・銀行振込(180日または365日単位で一括振込)
主な機能・文章の校閲(校正など)
・文章表現サポートやアドバイス
・AIアシスト
・独自辞書機能
・辞書共有
一度のチェックできる文章量30,000文字まで
商品引渡し購入・入金後すぐに提供
解約方法PayPal支払いならマイページにて「定期支払いをキャンセルする」をクリック、銀行振込なら入金せずに使用期限が過ぎれば自動キャンセル
導入実績2,000以上の法人・個人
その他オンライン説明会に参加すると7日間の無料お試しが可能
2024年1月時点

文賢とは、誤字脱字や正しい表現などをチェックする文章校正や、より伝わりやすくわかりやすい表現の提案などを行う文章サポートに対応できる、有料のクラウド型文章作成アドバイスツールです。

SEO・コンテンツ制作・サイト制作・ブランディングなど、Webに関するさまざまな制作・マーケティング・コンサルティングを請け負う「株式会社ウェブライダー」が開発しました。

Webライターの間でも有名な書籍『沈黙のWebマーケティング』や『沈黙のWebライティング』などの出版、SEOテンプレート『賢威(ケンイ)』の開発・販売などの実績を持つ、コンテンツ制作のスペシャリスト軍団です。

2024年時点では、すでに2,000の法人・個人での文賢導入実績があります。Webコンテンツに精通したスペシャリストが提供する、Webライターにとっても非常に使いやすい校閲ツールだと言えるでしょう。

Webライターとして独立開業している筆者も、文賢を導入してから約4年経過しました。文賢は高い費用がかかるものの、校正作業の効率化や納品記事のクオリティアップにつながっています。使いこなせば、文賢に投資した金額よりも大きなリターンを得られるはずです。

文賢の導入実績

2024年1月現在、文賢は個人のWebライター以外にも多くの企業・団体にて導入された実績があります。KDDIや富士通ゼネラル、Adobeなどの大手・有名企業も多く、文賢は著名な企業からの信頼性も厚いツールだとわかります。

出典:文賢公式サイト

もちろん個人のWebライター・編集者からの需要も高く、公式サイトのインタビュー記事やX(旧Twitter)にて、さまざまな感想・レビューの確認が可能です。私が契約した当初は感想・レビューともにそこまで多くない印象でしたが、2024年1月時点だと多くの企業・個人の意見が投稿されています

Webライターあひる
文賢の導入を検討している方は、当ブログの記事だけでなく他の方の意見もぜひ確認してみてください。

文賢の料金と複数ライセンスについて

出典:文賢公式サイト

文賢を利用するには、ライセンスを新規購入した場合にかかる初期費用と、1か月ごとに発生する更新費用を支払う必要があります。1年間継続して使うと、2万円以上(初年度は3万円以上)の費用がかかるので、決して安いとは言えません

例えば同じくクラウド型の校正ツール「ATOKクラウドチェッカー」なら、一番高いプランでも年間7,920円(税込、2024年1月現在)で契約できます。

しかし文賢は値段が高い分だけ機能が充実しているのが強みです。推敲・校閲の支援だけでなく、新しい表現の提案やAIによるアドバイス機能なども付いています。他の有料・無料ツールと比較しつつ、「この金額を支払っても、仕事のクオリティが上がるなら元が取れる」と判断したら、文賢の導入を検討してみてください。

文賢の導入・利用で発生する料金は次のとおりです。

文賢の料金金額(税込、1ライセンスあたり)
初期費用11,880円
更新費用(クレジットカード・PayPal)月額2,178円(12か月で26,136円)
更新費用(銀行振込)・180日分:13,068 円
・365日(1年)分:23,958 円(1か月無料を含む)
振込手数料銀行振込の場合のみ振込手数料
解約にかかる費用なし
2024年1月現在

個人のWebライターの方が文賢を使うときは、ライセンスは1つだけで十分です。しかし文賢は1オーナーが複数のライセンスを購入できます。複数のライセンスを購入すれば他のWebライターや編集者の方へ文賢の使用権限を渡せるので、複数人のチームで文賢を利用できます

さらに文賢のライセンスを一度に複数購入すると、まとめ買い割引が適用可能です。

  • 5ライセンス以上:5%OFF
  • 15ライセンス以上:10%OFF
  • 30ライセンス以上:15%OFF

あくまで一度に5ライセンス以上を購入しなければ、まとめ買い割引は適用されません。個人Webライターの方は気にする必要はあまりないものの、チームで文賢を使いたい場合はぜひまとめ買いを検討してみてください。

Webライターあひる
1年以上使うことが確定しているなら、銀行振込の1年更新で1か月分が無料のでおすすめです。

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Webライターにおすすめ!文賢の機能を実体験から解説

文賢の機能は、Webライターの仕事において役に立つものが数多く揃っています。ここからは私が実際に使った経験談や実際の画面を交えつつ、Webライターの仕事でも使える文賢の機能を紹介します。文賢の主な機能は次のとおりです。

  • 高い品質を保つための「文章の推敲・校閲支援機能」
  • 新しい文章表現を提案してくれる「文章表現サポート」
  • 【2023年追加】AI技術による「AIアシスト機能」
  • オリジナルチェックツールにできる「辞書の共有とルール設定」
  • 音声読み上げや漢字使用量などの「各種サブ機能」
  • その他便利な拡張機能について

高い品質を保つための「文章の推敲・校閲支援機能」

文賢のメインは、さまざまな誤字脱字や言葉の誤用を指摘してくれる「文章の推敲・校閲支援機能」です。標準的な日本語やWebライティングの基本的なルールに基づいたチェックを行ってくれるので、Webライターの仕事と一番相性がよい機能となっています。私が記事を納品する前には、必ず推敲・校閲支援機能を使って文章の見直しを行います。

デフォルトのチェック機能で拾ってくれるのは、主に次の項目です。

  • 誤字脱字・誤った言葉
  • 誤った敬語
  • 商標や固有名詞の注意
  • 話し言葉やさ入れ表現
  • 同じ文末表現の3連続使用(です。~です。~です。など)
  • 同じ接続語の連続や接続助詞のハイライト
  • 同じ助詞の連続使用
  • 1文100文字以上
  • 50文字以上の文に読点なし
  • 表記揺れ(言えるといえる、事とことなど)
  • 二重否定表現
  • 冗長表現(~することができる、~いるということがわかるなど)
  • 差別語・不快語の指摘
  • ポリティカル・コレクトネス(ビジネスマンや看護婦などの表示の指摘)
  • 誤変換しやすい言葉(保障、補償、保証など)
  • 「」()などのかっこ系記号の片方が抜けていないか

文賢でチェックできる誤字脱字など

私は5年間Webライターの仕事をしていますが、文賢がチェックできるところはクライアントのレギュレーションに合致することも多く、かなり重宝しています

Webライターの仕事で注意しておきたい3連続文末表現や、二重否定表現などを指摘してくれている画像は次のとおりです。


文末表現3連続や二重否定表現、冗長な表現などの校正に文賢は役に立つ

Webライターあひる
以下の画像は、私が今回の記事用に作成した簡単な文章です。画像の文章だと、修正案がどのようになるかを見てみます。

文賢の校閲機能

文賢の遂行機能

<校閲支援機能で拾ったもの>

  • 上げる・挙げるの使い分け
  • 以外・意外の漢字の変換ミスのチェック
  • とても・非常に・大変の話し言葉のピックアップ

<推敲支援機能で拾ったもの>

  • 50文字以上で読点(、)なし
  • 指示語(この)のハイライト表示
  • 同じ文末表現3連続(~ます。~ます。~ます。)
  • 同じ助詞(は)の連続使用(私は値段は~)

文賢でチェックできる項目は、アップデートを重ねるにつれて増えています。

例えば2023年10月12日には、表記揺れのチェック機能が追加されました。「漢字の送り仮名が違う」「漢字/ひらがな/カタカナの表記が混在している」という表記揺れをチェックしてくれる便利な機能です。例えば同じ文章内で「受取」と「受け取り」の表現が混在している場合だと、ピックアップして正しいかどうかを確認してくれます。

2024年以降も、アップデートによって文賢の校閲・推敲機能の精度は上がっていくと推測されます。校正作業の効率化も、より進めやすくなるのではないでしょうか。

また文賢にはチェックリスト機能があり、「表記揺れはないのか」「箇条書きで整理できないか」「文章表現や著作権に問題はないか」といった、Web上で文章を公開する前に見ておきたい項目の確認が可能です。


文賢のチェックリスト機能

誤情報の流布や不適切な表現での炎上を防ぐ意味でも、最終チェックリストは非常に役立ちます。「過去に主張していた意見との一貫性」「LGBTQなどの多様性に配慮した表現」「第三者へのマウント」など、2024年以降にも情報発信で気を付けたい部分も事前にチェック可能です。

Webライターあひる
最終投稿前にチェックリスト機能で一呼吸置けるのは、文章を投稿するにあたって重要です。

新しい文章表現を提案してくれる「文章表現サポート」

文賢には文章の間違いを正す以外にも、「他にもっとよい表現がないか?」と新しい表現を提案してくれる「文章表現サポート機能」が備わっています。

文章表現サポート機能とは、沈黙シリーズなどのベストセラー書籍を生み出した株式会社ウェブライダーのコンテンツ制作チームが設定した、「実務で使える文章表現」の提案を受けられるシステムです。

文賢の画面の「文章表現」を選択し、他の表現がある言葉に引かれた黄色い下線をクリックすると、文賢が提案した他の表現が表示されます。

また検索窓に言葉を入力すると、入力した言葉の別表現をチェック可能です。


文賢の文章サポート機能

2024年1月時点では、文章サポート機能の中に4,000以上の文章表現が揃っています

表現の例は次のとおりです。

表現例他の表現の提案
小さいけしつぶほどの、スケールの小さい、か細い声で、かすかに聞こえる、手のひらにおさまるくらいの、膝下までしかないほど
浅い形だけの、うわずみ、奥行きのない、骨と皮、表面的な、影の薄い存在、貧弱な、神のような、薄っぺらい
新しい更地の、瑞々しい、物語が始まる、前人未到、おろしたての、見たこともないような、新風を吹き込む、フレッシュな、先進的な

自分では思いつかなかった文章表現を文賢から提案してもらえれば、より読者に伝わりやすい文章に仕上げられる可能性が上がります。また他のWeb記事との表現との差別化により、コピペ率を下げることにもつながるでしょう(表現を変えただけのほぼコピペリライトはもちろんダメですが)。

また、文賢で新しい表現を学んでいくことでWebライターの文章力強化ツールとしても機能します。自分のオリジナル表現も追加できるので、「この表現は良いな」と思った言葉を文章に入れやすくなるのもメリットです。

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【2023年追加】AI技術による「AIアシスト機能」

2023年5月、文賢にAI技術を用いた新しい機能である「AIアシスト機能」が追加されました。AIアシスト機能を使うと、誤字脱字チェック、トラブルチェック(炎上やトラブルにつながる表現がないか)、改善案の提案、要約などをAIが自動的に実施してくれます。

文賢のAIアシスト機能について

例えば、文章の要約機能なら執筆記事の文字数削りや読みやすさの向上などにつながる可能性があります。とくに私のようについ長文を書いてしまうタイプの方は、一度AIに要約してもらって無駄な表現を見直すという使い方が可能です。

以下では実際に、上記画面の文書について文賢AIに感想と要約をもらいました。AIアシストがどのような機能なのかを掴む参考情報としてご活用ください。

<AIによる感想>
この文章は、Webライターや文章作成者に向けて、文賢というツールの使いやすさと機能について紹介しています。読者層は、文章を書くことに慣れている人やWebライターを想定していると思われます。

文章の改善点としては、一部文言が冗長な箇所があります。例えば、「このように文賢は」という部分は、「文賢は」とだけでも意味が通るので、短縮して表現することができます。また、「私は値段はあまり気にしないタイプだったので、有料ツールでも気にせずに使っています」という文は、より簡潔に表現すると良いでしょう。

心に響く内容としては、「値段以上の効果を発揮してくれる」という点が挙げられます。このような具体的な効果を示すことで、読み手にツールの価値を伝えることができます。

私はこの文章を読んで、文賢というツールの使いやすさや効果について興味を持ちました。値段以上の効果があるという点が特に魅力的であり、有料ツールでも使いたいと感じました。弊社でもぜひ利用してみようと思いました。

<AIによる要約>
文賢は文章修正を行ってくれるため、Webライターにとって非常に使いやすく、記事品質を向上させるための機能が満載だ。値段以上の効果を発揮し、校正作業が楽になる。弊社でもぜひ利用してみて欲しい。

2024年1月現在では、1度に5,000文字までAIチェックにかけられます。今後もAI技術の進化に伴って、文賢のAIアシストも進化すると思われます。アップデートがあれば、こちらの記事でも随時追記する予定です。

なお、AIアシストで作成した文章の著作権は、生産者である私たち側に帰属し、OpenAI社のポリシーを遵守すれば商標利用もできます。

Webライターあひる
ただしAIのアドバイスは正確とは限らないので、あくまで参考程度に使うのが吉です。

オリジナルチェックツールにできる「辞書の共有とルール設定」

文賢の文章チェック機能は、デフォルト辞書などを基にルールが設定されます。しかし文賢なら、独自のチェック項目やフレーズ、チェックリストなどのルールを登録して使えるカスタム辞書機能が使えます。

Webメディアやクライアントごとのルールを設定しておけば、納品先ごとのレギュレーションに対応した校正ツールとして利用が可能です。

文賢の辞書共有・ルール設定機能

出典:文賢公式サイト

さらに、設定したカスタム辞書はオーナー以外の他の方と共有できます。私はソロ活動なので共有機能を使うことはほぼありませんが、チームで活動しているWebライターの方にとっては使いやすい機能だと思います。

Webライターあひる
インポート用のCSVファイルを使うことで、オリジナル辞書を一括でアップロードすることもできます。

その他便利な拡張機能について

文賢には、文章チェックや表現サポートの他にも便利なGoogle Chromeの拡張機能が付いています。Google Chrome上のWebページの文章を文賢に送ってチェックできる機能と、Gmailメール送信前に本文確認を促す送信前チェック機能です。

どちらも拡張しなければChromeに追加されないので、必要なければそのままでも問題ありません。

【使ってわかった!】Webライターが文賢を使う3つのメリット

Webライターが文賢を使うメリット

私が実際に文賢を使ってみてわかった、Webライターが文賢を使う以下3つのメリットについて紹介します。

  1. 誤字脱字や凡ミスが減って執筆記事の質を上げられる
  2. 語彙が増えて文章力が向上する
  3. Webライティングの仕事以外でも使える

1.誤字脱字や凡ミスが減って執筆記事の質を上げられる

文賢は誤字脱字・凡ミスを数多く拾ってくれるので、記事を納品する前に見逃しがちな文章間違いの最終チェックができます。デフォルト設定で拾う部分がWebライティングの基本的なレギュレーションに則っているので、文賢のチェック項目をほとんどのクライアントに応用できるのが強みです。

クライアントごとに違うレギュレーションについてはオリジナル辞書を作ればそれぞれ対応できるので、使い勝手が非常によいです。他にも、自分が間違いやすい表現や文章のくせなども登録しておけば、あなたにとってより使い勝手のよい校正ツールとして活用できるでしょう。

Webライターあひる
文章の誤字脱字や凡ミスをなくすだけでも、クライアントからの印象はよくなります。

2.語彙が増えて文章力が向上する

文賢の文章表現サポート機能を活用すれば、自分では思いつかなかった語彙を確認できるメリットがあります。また文章の推敲・校閲支援ツールで正しい表現のチェックや、AIのアドバイスによる語彙の提案機能などもあるので、より多くの語彙に触れられる機会を増やせるのが文賢の特徴です。

文賢をうまく活用すれば間違いチェックしながらあなたの語彙を増やせるので、Webライターとしての文章力の向上が見込めます。実際にWebライティングの仕事をしていて「他によい表現がないかな」と悩んだときは、文賢から提案される表現に助けられることも多いです。

語彙力を上げるメリットは次のとおりです。

  • よりわかりやすい・正しい言葉を選べるので、読者に伝わりやすい文章を書きやすくなる
  • 多くの言葉の意味を理解しやすくなるので、リサーチやインタビューなどの取材を行う際の理解度やインプットの質が上がる
  • 頭の中で考えることにも多くの語彙が使えるので、思考力が上がる

納品記事のクオリティを上げつつ、自分の文章力強化にもつながるのが文賢の大きなメリットと言えるでしょう。

3.Webライティングの仕事以外でも使える

文賢はWebライティングで使用する文章だけでなく、シナリオライター、SNS投稿、脚本家・小説家、ビジネスメールなどの文章の推敲・校閲にも使えます

私もWebライティングの仕事以外だと、メールマガジンやYou Tubeシナリオなどの文章で文賢を使用しています。文賢公式マガジンでも、ビジネスメールのリライト例が紹介されているなど、文章を使うあらゆる現場で文賢が活用できることをアピールしていました。

このように、文賢はWebライターの仕事以外で文章を触るときにも重宝する校正ツールと言えます。

Webライターが文賢を使う3つのデメリット

Webライターが文賢を使うデメリット

文賢は優れた校正ツールとして活用できるものの、費用面や使用環境面でデメリットがあります。文賢のメリット・デメリットを比較した上で、文賢を導入するかを決めることをおすすめします。私が文賢を使ってみて感じた、Webライターが文賢を使う3つのデメリットは次のとおりです。

  1. ランニングコストがやや高い
  2. すべての間違いを完全に拾ってくれるわけではない
  3. Chromeがなければ使えない

1.ランニングコストがやや高い

文賢の大きなデメリットは、ランニングコストが高い点です。やはり毎月2,000円以上、年間2万5,000円以上の固定費がかかると考えると、文賢を毎日活用するレベルで使う人でないともったいないと感じる可能性があります

ただし、文賢の利用にかかった費用は全額を経費として計上できます。経費計上すれば確定申告時に必要経費扱いとなり、計上した金額分が多いほど所得税・住民税を安くすることが可能です。また、請求書はインボイス対応のものを発行できます。

Webライターあひる
文賢で記事のクオリティアップや作業効率化がどれだけできるかによって、対費用効果が変わると思います。

2.すべての間違いを完全に拾ってくれるわけではない

文賢は優れた推敲・校閲ツールですが、すべての文章の間違いを拾ってくれるわけではありません。「文賢が拾っていない部分は全部正しい!」とは残念ながらならず、目視や音読などでのチェックは変わらず必要です。

私が購入してからも、アップデートによって文賢でチェックできる項目は増えました。しかし細かいてにをは、文法間違い、固有名詞間違いなどは、デフォルト辞書だとチェックしきれていない部分もあります。文賢はあくまで推敲・校閲を支援するためのツールという位置づけて使うのがよいでしょう。

Webライターあひる
とはいえ、文賢のおかげで校正作業の効率化にはつながっています。

3.Chromeがなければ使えない

文賢の動作環境はGoogleChromeのみであるため、他のブラウザ(SafariやFirefoxなど)では正常に動作しません。Chromeを利用するWebライターしか文賢を使えないのは、文賢の大きなデメリットと言えます。また、原則としてオフライン環境下でも使えないのも気になるポイントです。

他のブラウザやオフラインでも動作するソフトを使いたいときは、文賢以外のクラウドソフトやパソコンにインストールするタイプのソフトをおすすめします。

Webライターの私が文賢を4年間使った感想・レビュー

メリット・デメリットとともに、Webライターの私が文賢を約4年間(2019年~)使った感想・レビューもまとめました。

「3連続文末表現」や「話し言葉」などを見られるのが本当にありがたい

3連続文末表現や話し言葉、句読点の指摘、同音異義の確認、冗長な表現、開いたほうがよい漢字など、文賢はWebライターの仕事でもよくある間違い・チェック事項を拾ってくれます。年々のアップデートを経て、Webライティングのチェックツールとしてかなり使いやすくなったのが本当にありがたいです。

また文賢を継続して使っていると、執筆のときに「ここは前に文賢で指摘されたから気を付けよう」という意識が働くので、本格的に推敲・校閲をする前から文章の誤字脱字などが減ってきました。

文賢の活用による推敲・校閲の効率化を合わせて、文章の見直しにかかる時間の削減と推敲・校閲の精度アップにつながったと感じています。

機能が増える度に費用が割安になる

文賢は定期的にアップデートされて機能が追加されるので、機能が増える度に費用が割安になっていく感覚があります。私が文賢を購入した4年前と比べても、チェック項目の増加やAIアシスト追加などさまざまな機能が増えました

例えば2023年に行われた主なアップデートの内容は次のとおりです。

2023年の文賢のアップデート

  • ファイルアップロード機能の追加
  • カスタム辞書に登録できるカテゴリ数とアドバイス数増加
  • 体言止め・形容詞+ですの校閲支援機能追加
  • 誤字脱字性能の向上
  • AIアシスト(β版)搭載
  • 話し言葉のチェック精度向上
  • 表記揺れの推敲支援機能追加
  • UIやアルゴリズムなどの適宜調整・改善

少なくとも現在の文賢は、私が購入した当初よりも使いやすい上にチェック精度も大きく向上しています。AIなどの最新の技術も導入していることから、今後も性能向上や機能追加が行われていると予想されます。

Webライターあひる
機能の多さや使い勝手を考えると、私は値段以上の価値がある有料ツールだと思っています。

Wordやennoなど別の校正ツールと組み合わせるのがよい

文賢によるチェックだけではまだ拾えない部分はあるので、他の校正ツールと組み合わせて使うことで文賢の弱点を補えます。私の場合は自分のパソコンに入っている「Wordの校正機能」と、無料で使える校正ツール「enno」の3つを使って文章をチェックしています。

もちろん、これら3つの校正ツールを使う前には目視や音読による文章チェックは欠かせません。オリジナルの計算例や固有名詞、アンケート結果などは、校正ツールでも間違いを拾うのは非常に困難であるためです。

文賢を使いこなすには、文賢だけに頼らないことが大切になると思います

文賢の評判は?良い・悪い口コミまとめ

公式サイトの情報や私の経験談だけでなく、文賢を購入した他のWebライター・編集者の方々の口コミ・評判も紹介します。

文賢の良い口コミ・評判

Kimura Akio | GO TO MARKET, inc.@akiohhk

ライターの方はクライアント入稿前に文賢などの文章チェックツールをかませることを激しくオススメします。てにをは、誤字脱字修正に加え「することができる」などの冗長な表現すら瞬時にチェックできる。よって文章質を担保できる。月額数千円で手軽に品質維持できるから本当コスパ最強だと思う!

午後11:11 · 2020年10月28日

X(旧Twitter)

花霞さくら@質は必須🖊量も徐々に提供中⭐︎ ライター@kasumi_saku6

文賢を使い始めてから変わったこと

・文章のねじれは気にせず書く
・語尾を気にせず書く
・漢字どっちだっけ?と思うものも、とりあえずそのまま書く
・文章の繋がり微妙な部分もそのまま書いておく

まとめて推敲するときにチェックするようになったので、推敲時間が短縮されてきた気がします

午後0:08 · 2022年10月31日

X(旧Twitter)

小田あかり💉看護師ライター@Akari_writingns

最近、文賢を導入。
自分の見落としがすぐわかるし、表現も再考できる。
お固めな医療記事では、文章表現はあまり活躍しないけども…導入してよかったと思ってます。

ライターの味方#文賢 おすすめです。

午後5:50 · 2022年8月17日

X(旧Twitter)

文賢に関する良い口コミ・評判としては、「校閲作業が効率化した」「校正の時間が短縮できた」といった、推敲・校閲作業に良い影響を与えたというものがほとんどを占めていました。私と同じように、文賢に良い印象を持っている方々の多くは、文賢によって文章見直しの精度向上・時間短縮効果を実感していることがわかります。

文賢の悪い口コミ・評判

ほいほい@web_challenger

うーん、高い金だしてみたけど、文賢、フリーのチェックツールが指摘してるところ、全然指摘できてねーぞ

どうなんだろ?
まあ、ダブルで使えばより完璧ではあるけど、有料だから、同じ所は指摘してほしいなぁ

午後5:22 · 2020年9月8日

X(旧Twitter)

hirohiko yano/矢野裕彦(編集者)@hirohiko

文賢は解約かな。これは初心者向けのツールとしては有効かもしれないけど、プロが使って有効なのかと聞かれると微妙としか答えられない。

午後4:46 · 2021年2月11日

X(旧Twitter)

神屋ヒロキ@Webライター・ブロガー@loki_worker

半年お世話になった文賢を解約しました。使えないツールというわけではなかったのですが、月額料金の割に、自分にとって有効な機能が少なかったなという感じではありました。またご縁があったらお世話になります。

午後4:29 · 2023年4月23日

X(旧Twitter)

文賢に関する悪い口コミ・評判としては、「金額が高い割に使える機能が少ない」「今ある機能では満足できなかった」といった、使える機能と支払うコストが見合っていないというものが多く見られました。やはり文賢の料金は、使用者にとってネックに思われることが多いようです

文賢を導入するには?登録・購入手順について

文賢の導入に必要な、登録・購入手順について画像付きで解説します。もし文賢の導入を検討している方は、以下の流れに沿って申し込み手続きを進めてください。

1.文賢公式サイトの下部のお申し込みフォームを入力する

まずは文賢公式サイトのトップページにアクセスします。

トップページの下部に「お申し込みフォーム」が設置されているので、そこに必要事項を入力していきましょう。「お支払いプラン」と「ユーザーライセンス」から、あなたが求めるプラン・ライセンス数を選択してください。

個人のWebライターであれば、ライセンス数は1つで十分です。

文賢の申込み方法
Webライターあひる
私はクレジットカード払い、ライセンス数1個で契約しています。

次に、お申し込みフォームにメールアドレス、氏名、連絡先、住所などの個人情報を入力します。

とくに難しい内容は入力しないので、すぐに終わると思います。必要事項を入力したら文賢の利用規約を確認し、確認済みのチェックを入れましょう。チェックを入れ終わったら、「この内容で申し込む」のボタンをクリックしてください。

文賢の申し込み手順

ボタンを押すとすると、最終確認画面が出てきます。入力した内容に間違いがないなら、画面一番下の「購入する」ボタンを押しましょう(下の画面の入力内容は適当に打ったものです)。

初めて文賢を購入する場合は、入力した内容を基に「ライダーストア」と呼ばれる株式会社ウェブライダーの決済システムのアカウントが作成されます。今後は、作成したライダーストアのアカウントを使って文賢の管理を行います。文賢の追加購入や解約などにもライダーストアのアカウントを使うので、登録したメールアドレスは忘れないようにしましょう。

支払いプランでクレジットカード払いを選択したときは、PayPalの画面へ移動します。PayPalアカウントを持っている方は、そのままログインしてください。

もしPayPalのアカウントを持っていないときは、「アカウントを作成する」を選択してPayPalアカウントを作成しましょう。無料で簡単に作れます。PayPalアカウントがないと、クレジットカード払いによる文賢の支払いはできません。PayPalを使いたくないときは、銀行振込で支払うようにしてください。

2.料金を支払う

PayPalによるクレジットカード払いまたは銀行振込を用いて、文賢の料金を支払いましょう。銀行振込の場合は180日分または1年分の料金が必要になるので、まとまった金額を一度に振り込むことになります。注意してください。

料金の支払いが完了すれば、登録したメールアドレスに運営からメールが届きます。

3.ライダーストアのマイページへログインする

料金の支払いが終わった後に、「【ライダーストア】ご注文いただき誠にありがとうございます」という件名のメールが届きます。メールには「登録したメールアドレス」「パスワード」「マイページのURL」が記載されています。

まずはメールに記載されているマイページのURLをクリックし、ログイン画面へ進んでください。ログイン画面にて登録したメールアドレスと届いたパスワードを入力し、ライダーストアへログインします。ログインできれば、ライダーストアへの本登録は完了です。

Webライターあひる
パスワードは、ユーザー情報変更から変更できます。

4.文賢のログインページにアクセスする

ライダーストアへの本登録が完了したら、文賢のログインページにアクセスしましょう。初回アクセス時には「文賢オーナーにライセンスを付与するか」の選択が表示されます。Webライターの方が個人で文賢を使うときは、オーナーにライセンスを付与してください

ここまで進めれば、そのままログインすれば文賢が使えます。

Webライターあひる
あなた以外の方が文賢を共同で使うときは、公式サイトのこちらのページを参考にライセンスを付与してください。

文賢を使う前に確認したいQ&A

最後に、文賢のヘルプページや自身の経験を参考にWebライターが気になる文賢に関するQ&Aをまとめました。文賢を使おうかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

Q1.入力した文章は第三者に見られることはある?

A.文賢に入力した文章データやアップロードしたファイルは、クラウドサーバー上には保存していないので運営スタッフを含めて第三者に見られることはありません。故意でない限り、文章がインターネット上に流出することはないでしょう。

ただしパソコンの画面を見られたり、文賢の画面を自分からインターネット上で公開したりなどが行われるときは、その限りではありません。

Q2.セキュリティに問題はない?

A.文賢は大手クラウドコンピューティングサービスの利用やSSLによる通信の暗号化が行われているので、セキュリティに問題はありません

少なくとも、私が使っているときに文賢からの情報流出やウィルスの侵入が起こったことはないです。もし文賢側の過失で不利益を被ったときは、利用規約などに従って補填が行われます。

Q3.文賢はスマートフォンやタブレットでも使える?

A.文賢はパソコンでの使用が想定されているので、スマートフォンやタブレットで使うのは難しいです(サービスにアクセスすることは可能)

「家で文章を書いて、出先でスマホから文賢を使って記事をチェック」という動きはできないので注意しましょう。

Q4.導入を検討しているけど無料お試しはできる?

A.定期的に開催される「無料オンライン説明会」に参加すれば、7日間の無料お試しで文賢を使えます。所要時間は約1時間です。自宅やオフィスからでも参加できます。

無料オンライン説明会の日程は、Peatix(ピーティックス)の文章アドバイスツール『文賢』説明会のページにて確認が可能です。

文賢はWebライターの強い味方となる校正ツール!

4年間文賢を使ってきましたが、文章チェックの精度向上や語彙力強化など、さまざま面でWebライターにおすすめできる校正ツールです。費用は年間2万円以上かかるものの、納品記事のクオリティアップや推敲・校閲作業時間の短縮などにつながれば、それ以上の金額を回収できるはずです

Webライターの方にはもちろんのこと、小説を書く方、シナリオライターの方、SNS投稿を行う方など、文章に携わるすべての人におすすめできます。

高機能かつ自分自身の文章力を上げられる校正ツールをお探しであれば、ぜひ文賢の導入を検討してみてください。

\質の高い文章を目指すなら/

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