Webライターあひるです。(@donotevergetold)
2019年11月に、クラウドワークスで受験できる「スキル検定」の1つ、Webライター検定3級に合格しました。
今回はWebライター検定3級を受験した感想や合格のコツなど、「受験する前に知っておいたほうがよい情報」を自分なりにまとめています。
- Webライター検定3級に合格するためのコツや役に立つ書籍
- Webライター検定3級を受験するメリット
- 受験方法 など
3級は無料でいつでも受験できるので、気軽にチャレンジできます。当記事が今後受験を考えている方の参考になれば幸いです。
Contents
Webライター検定3級を受験してみた感想&合格のために必要なこと

「Webライター検定3級を受験してみた感想」や「個人的に考えた合格のコツ等」をまとめると以下のとおりです。
- 難易度は想像より高いと感じた
- クラウドワークス公式の講義動画は見ておくべし
- 1~2つプロジェクト案件の実務があるといいかも
- 中学レベルの国語文法知識は必要
◆難易度は想像より高いと感じた(公式では合格率5%以下)
基本的な問題が多い印象でしたが、その分だけ練度が高く難易度は想像以上に高めかなと。
少なくとも「Webライティングの基礎を論理的に理解・説明できる状態」でないと、ノー勉強での合格は難しいと感じました。
国語文法やWebライティングの知識だけでなく、「どう使うか」「使い方は合っているか」など実践的な問いに答える必要があります。
実際にクラウドワークス公式によると、合格率は5%以下ということです。
合格率5%以下の高難度の検定です。文章執筆の豊富な知識を有しており、読者層を想定した、伝わりやすい文章を執筆することが可能です。
ただ、公式発表の合格率5%以下については、「無勉強で」「とりあえず」受ける人が多いからだと推測しています。
次で解説する「講義動画」と「最低限の国語文法」の反復学習を行えば、合格は見えてくるのではないかと。
◆クラウドワークス公式の講義動画は必ず見ておくべし
クラウドワークスは公式で、Webライター検定3級の講座動画をYou Tubeに上げています。(限定公開)
もし受けるタイミングですでに自信があったとしても、1回くらいはすべての動画に目を通したほうが確実です。
細かいところまで解説してくれたり、例文を出題してくれたりと非常にためになりました。
ただ、「試験の答えそのまま動画で説明してくれる!」なんて甘いことはありません。本番の試験はどちらかというと、「講義動画の内容の応用」が多いです。
1周しても合格の自信がないときは「2~3周する」「メモを取る」などを行ってください。
何度視聴しても無料です。
なにより、出てくる内容は実際のWebライター業務で必ず求められます。試験に関係なく、頭に入れておくことをおすすめします。
◆1~2つプロジェクト案件の実務経験があるといいかも
Webライティング実務にかかわる問題も多いため、実際にクラウドワークスでプロジェクト案件を受けておくと入りもスムーズかなと。
詳細は伏せますが、クライアントのレギュレーション関係を聞かれる問題も見られました。
すでにWebライター業務を携わっていれば、「あ、これ知ってる」という設問もあると思います。
◆中学レベルの国語文法の復習は必要
合格を目指すのであれば、中学レベルの国語文法の復習をしておいたほうが絶対に良いです。
今まで感覚でライティングを進めてきた場合、答えを窮するところもあるのではないかと。
あとはビジネス文章の基本的なところを復習しておくと役に立つと思います。
書籍で勉強するなら「新しい文章教室」一択
Webライター検定3級の勉強に書籍を使いたいときのおすすめは、「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」一択です。
↑こんな本。Amazonリンクの画像(アフィ)で申し訳ないですが…。
この本の知識が大いに役に立ちました。というかスキル検定に関係なく、Webライティングを日常的にかかわっている方全員におすすめしたいです。書き方・文法・読み味・校正や推敲はこれ一冊で十分にまかなえるはずです。
購入する際は電子書籍より、すぐに手に取れてページが開ける文庫本での購入をおすすめします。
Webライター検定3級を受験・合格するメリット
Webライター検定3級を受験・合格するメリットは主に以下の3つです。(主観あり)
- Webライター業務の基本勉強&復習には最適である
- プロフィール画面に合格者の証明が掲示される
- クラウドワーカー検索で専用の検索窓から検索できるようになる
個人的のもっとも大きかった恩恵は1番かなと。
以下より、順番にご説明します。
◆Webライター業務の基本勉強&復習には最適である
文法や言葉遣い、レギュレーションに関する知識が学べるので、Webライター業務の基礎勉強や復習をするのに最適な試験だと思います。
詳細には言及しませんが、大体以下について出題されます。
- 短文・長文や読点等の基本文法
- 見出し・箇条書きについて
- クライアントからの指示 など
「Webライターであれば最低限身につけておくべし!」という内容ですが、その知識に関する論理的な解釈が求められます。
頭の中できちんと理解し、噛み砕き、言語化し、応用できないと回答できません。
「知っている」だけでなく「説明できる」「使える」知識を勉強するには、うってつけかなと感じました。
スキル検定は不合格になると、14日間再受験ができなくなります。受験の際はお気をつけください。
講義動画を見るだけでも勉強になる
試験は受験しなくても動画を見るだけで勉強になります。
「これくらいは知ってるやろ…」と端折らず、網羅的に説明してくれるので親切です。
とくにこれからWebライティングを始めたいときは、受験するしないにかかわらず1回見ておくといいかなと。
少なくとも私がWebライター始めた頃に知りたかった情報が満載でした。
◆プロフィール画面に合格者の表明が掲示される
合格すると、クラウドワーカーのプロフィール画面に「スキル検定 合格実績」が合格証明として掲載されます。
場所は「受注実績・評価」(もしくは「ポートフォリオ」)と「その他の情報」の間です。
表示画面↓

(…ぶっちゃけ下の方なので、パッと見気づかれにくい気はしますが)
私のクラウドワークスのプロフィールで見るとわかりやすいかなと思います。⇒プロフィールリンク
◆クラウドワーカー検索で専用の検索枠から検索できるようになる
クラウドワークス登録者のプロフィールを検索できる「クラウドワーカーを探す」にて、スキル検定専用の検索枠が設置されています。
つまりWebライター検定1~3級を取得していると、他のライターよりクライアントから検索されやすくなるのです。
検索窓↓

ただ2019年現在だと、知名度や普及率の関係もあって恩恵に預かれるかはまだ判断できません。
なにか目に見えるメリットがあれば、ブログで紹介します。
【2021年1月追記】
Webライター検定2級を取った当時(2019年11月~)を振り返ると、取ってから受注率と単価が上がった感じはします。
Webライター検定1級の場合は、今までは関われなかった法人案件が来るようになった印象です。
(1級は2021年1月現在も取得人数が少ないから余計に目立つのかも)
Webライター検定3級の受験から合格までの流れ

ここからはWebライター検定3級の受験申し込み~合格までの流れをざっとご紹介します。
本当にざっとですが、なんとなくの感覚を掴んで頂けると幸いです。
※以下の画像は、クラウドワークス公式サイトおよびクラウドワークスマイページから出典しています。
1.スキル検定のトップページに行き「Webライター検定3級」のアイコンをクリック
まずはマイページから飛ぶ方法です。PC版のマイページの右真ん中~下のあたりにスキル検定のアイコンがあります。
それをクリックしましょう。
(スマートフォンだとPC版の画面に切り替える必要あり)
▼PC版ページの右にある以下のアイコンをクリック

クリックして飛んだ「スキル検定」のページにて「WEBライター検定3級」のアイコンをクリックします。
下にスクロールすると「スキル検定 一覧」がドーンと載っているので、そこから選んでください。
▼ドーンと載っている一覧▼

2級・1級・ビジネス検定もこのページから飛べます。
2.スキル検定を受験するのボタンをクリック
「WEBライター検定3級」のページでは、「事前に講義動画を見る」と「スキル検定を受験する」のボタンが設置されています。
▼先ほども出たこのページです▼

受験する場合は「スキル検定を受験する」をクリックしてください。
講義動画を見る場合は、左の「事前講義動画を見る」を選びます。
3.検定スタート~終了したら送信
検定は全問マーク式。制限時間もないため、じっくり取り組めます。
私は約40分くらいかかりました。
4.その場で合格or不合格の結果が表示
合格or不合格の通知は、1分も経たないうちに画面に表示されます。

↑出た瞬間ガッツポーズ&スクショ
これにて終了です。
その後の操作や入力はとくに求められないため、画面を進めればプロフィール画面に合格実績として表示されます。
【補足】クラウドワークスのWebライター検定3級とは
Webライターの登龍門、
まずは基本から。
コンテンツマーケティングのプロ集団である「株式会社グリーゼ」様監修のライティングテストです。事前講義も準備されており、WEBライターとしての基本を改めて学習したうえで、検定に臨めます。無料のマーク式のテストなので、気軽に自分のスキルの証明が可能です。
今更ながら「クラウドワークスのWebライター検定ってなんやねん」という情報を、補足説明としてご紹介します。
Webライター検定3級とは、クラウドワークスと株式会社グリーゼが共同で開発したWebライティングの基礎知識を図る試験です。
ぶっちゃけ上記の引用文が全部説明しているので、そちらをご覧ください。(オイ)
要はクラウドワークス上で「私、Webライティングについていろいろ知ってますけど?」とアピールできます。3級は無料ですが、2級・1級になると難易度が上がり、有料・記述式の試験になるようです。
- 2級:税込み10,000円
⇒構成案に基づいた読者の心を動かせる文章が作成できるか - 1級:税込み25,000円
⇒マーケティング知識を交えた高度なライティングと構成案作成
いずれは2級も受けたいなーと目論んでいますが、いつになることやら。
◆【追記】2級も受けました
Webライター検定2級、受けてみました。
結果として、2019年12月26日に2級も合格!
記事にもまとめています⇒「【クラウドワークス】Webライター検定2級にも合格しました~!」
◆【さらに追記】1級も合格しました
2020年6月1日にWebライター検定1級にも合格しました。やったぜ。
気になる方は以下のリンクよりどぞです。
⇒「【コンプリート】Webライター検定1級に合格やで|クラウドワークス」
まとめ
クラウドワークスのWebライター検定3級についてまとめると以下のとおり。
- Webライターの知識&復習には最適
- 難易度は高めで事前に講座動画で勉強すべし
- 今後クラウドワークスを利用するなら取って損はない
書籍で勉強したいときやWebライティングの本がほしいときは、『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』をおすすめします~。
以上、Webライターあひるでした。
当記事をスキル検定受講の際に、ぜひ参考にしてください。
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