【2024年対応】ランサーズの認定ランサーになるには?獲得報酬額(収入)や選ばれるコツ

2023年対応の認定ランサーに選ばれるための獲得報酬額や提案のコツ ライター経験談

【2024年3月22日更新】

2020年6月にランサーズの認定ランサーに初めて認定されました。認定ランサーとは、クラウドワークスと並ぶ大手クラウドソーシング「ランサーズ」において、一定以上の実績と評価を得た方に与えられる認定です。

クラウドワークスのプロクラウドワーカーとはまた異なる基準が設けられており、1つでも基準を下回ると翌月には認定を外されてしまいます。しかし、認定ランサーを維持できれば「ランサーズサービス内でも上位の実力と対応力を持つ人材」と客観的に証明できます。初心者Webライターなどにとっては、認定によるモチベーションアップも期待できるでしょう。

当記事ではWebライターの私が認定ランサーになった際の状況(実績数や評価、報酬額がいくらだったのかなど)についてご紹介します。2024年時点では私のときと評価軸が変わっているので、2024年2月時点での新しい認定基準に沿って解説します。

【2024年版】ランサーズの認定ランサーとは?制度変更について解説

ランサーズの認定ランサーとは、ランサーズに登録したフリーランスの中でも、クライアントからの高い評価円滑なコミュニケーション能力確実な仕事の遂行能力、そして高い獲得報酬額を得られる実力という基準を達成した優れたランサーです。

事務局が定める認定ランサーの基準を上回る成果を残せば、フリーランス・副業歴やサービス登録年数に関係なく、誰でも認定を受けられます。

認定ランサーの基準を教えてください
ランサーズが定める一定の基準を全て満たしたランサーを認定ランサーと呼びます。

認定ランサーの基準を教えてください | ヘルプ | クラウドソーシング「ランサーズ

2022年3月8日に評価制度のリニューアルに伴い、認定ランサーの認定基準も以前と変更となりました。ランサーの能力や実績を表していた個別評価の項目も、ランサーズ独自のアルゴリズム(AI判定)を適用した「スキル評価」という新しい指標に変わっています。

2024年2月時点での、Webライターあひるの実績・評価・スキルスコアは次のとおりです。

認定ランサーの実績・評価

評価制度や認定基準が変わったとはいえ、認定ランサーになるためには、優れた実績とコミュニケーション能力を示さなければなりません。難易度自体は以前と変わっていない印象です。

「認定ランサーはランサーズ内だけの指標だから意味がない」との意見がありますが、私はそうは思いません。認定ランサーの認定と維持は、駆け出しフリーランスや副業者にとっては高い壁です。認定ランサーになれれば、フリーランスや副業者として1つの自信になります

2024年2月時点でも、X(旧Twitter)では認定ランサーになったことへの喜びの投稿がしばしば見られます。

ゆうき|学サポ@yuki_web126

認定ランサー!!! まさか自分がなれるとは

午後0:00 · 2023年3月2日

X(旧Twitter)

ティガ | 動画クリエイター@taiga_nomad

どうやら認定ランサーになったようだ!
地味にうれしい!

午後6:18 · 2023年9月1日

X(旧Twitter)

「これからWebライターとして頑張りたい」「Webデザインの仕事で食べていきたい」といった目標がある人でランサーズを利用するときは、認定ランサーを目標としてみるのがおすすめです。

Webライターあひる
ランサーズで1年間突出した成果を残せば、LOY(ランサーオブ・ザ・イヤー)に輝くかも?→2023年のランサーオブ・ザ・イヤーについての記事

【2024年版】ランサーズの認定ランサーの認定基準

認定ランサーに選ばれると、ランサーズ運営事務局からメールでお知らせがきます。とはいえ、マイページログイン時には認定について通知がくるので、最初に気づくのはログインしたときがほとんどだと思われます。

認定ランサーについてのランサーズからのメール

当時も「条件的にクリアできたんじゃないかなー」という手応えはありました。とはいえこちらは当時の認定情報です。以下では2024年1月まで約5年間使用した経験や公式情報から、認定ランサーへの登録条件を記載をご紹介します。

まずランサーズは実績や各種認証状況によって、レギュラー・ブロンズ・シルバー・認定ランサーの4つのランクを設けています。

認定ランサーの認定基準

(引用:ランク基準を教えてください(※2022年4月上旬以降適用) | ヘルプ | クラウドソーシング「ランサーズ」

私もレギュラーからのスタートでした。2023年11月時点ではなんとブロンズに逆戻り中!でも2024年2月には再び認定ランサーに返り咲きました。

2024年2月時点での認定ランサーの認定条件は次の通りです。

認定ランサーの認定基準

  1. 獲得報酬額: 各カテゴリの上位20%
  2. クライアントからの評価:過去1年間の「満足」の割合が95%以上
  3. 仕事完了率: 90%以上
  4. タスク承認率: 90%以上
  5. 24時間以内のメッセージ返信率: 80%以上
  6. ランサーズへのログイン: 最終ログインが1ヶ月以内
  7. 各種認証やプロフィールの登録: 後述の項目が認証済み・登録済み

※過去1年間の実績をもとに毎月審査を実施しております。

意外とネックになるのは、返信率80%以上の部分です。こちらはクライアント側のメッセージの送信方法によっては、達成が若干めどくさくなる可能性があります。過去1年間の実績なので、一度大きくつまずくと取り返すのに時間がかかるかもしれません。

以下では、認定ランサー以外の認定基準もご紹介します。

ランサーズのランク認定条件
レギュラーランク本人確認や機密保持、プロフィール300文字以上、最終ログインが1か月以内などの条件を満たす
ブロンズランクレギュラーランクの基準に加えて、プロジェクト方式・時間報酬・パッケージいずれかの仕事を1件以上受注
シルバーランクブロンズランク基準+過去1年間のプロジェクト方式等の完了率90%以上+過去1年間の満足評価割合が95%以上+24時間以内のメッセージの返信率80%以上
2023年11月時点

シルバーランクまでは比較的簡単になれます。プロジェクト方式を一つでも問題なくこなせば、シルバー認定をもらえるでしょう。以下より、自分なりの体験談&アドバイス的なものも添えつつ、認定ランサーの認可条件を解説します。

Webライターあひる
2022年4月に認定基準が変わっています。注意!

1.獲得報酬額(ライターの中で上位20%)

過去1年間の報酬額が、カテゴリのランサーの中で上位20%以内になるのが認定ランサーの基準の1つです。

「上位20%ってどのくらい?」と疑問に思われるかもしれませんが、ランサーズ公式では報酬獲得ランキングは公表されておらず、公式からの通知もないので自分ではわかりません。当初、周りのライターは5~6万円前後、少ないときは3万円程度で認定されたと話をしていました。

2023年現在の様子も調査しましたが、大体同じくらいの報酬額かなという印象です。毎月ランサーズで継続的に数万円稼げば、上位20%に食い込むことはできると推測します。

Webライターあひる
なお、年始には前年1年間の獲得報酬額や実績などを集計した「ランサーランキング」が公表されます。2022年度の私は獲得報酬額でなんと1,694位!
ランサーランキング獲得報酬額ランキング部門1694位

2.クライアントからの評価

以前は「過去1年間の評価が4.8以上」となっていましたが、2022年2月より評価システムが大幅変更となったので「クライアントからの満足評価の割合が95%以上」に変更となっています。悪質なクライアントに当たらず、無難にこなしていけば問題なく達成できるはずです。

2023年11月時点の私なら、満足評価が73/74で約98.6%。評価基準は達成しています(でもブロンズ)。

ランサーズの評価基準

万が一不当な評価をもらったと感じたときは、ランサーズ運営に相談してみるのも1つの手です。クラウドソーシングを主戦場にする人にとって、評価の低下は死活問題ですからね…。認定ランサーに限らず、評価には気を配る必要があるかもしれません。

新しい評価制度については→ランサーズ公式の「評価とは何ですか?(※2022年2月上旬以降適用)」よりどうぞ。

3.仕事完了率

過去1年間で受けたプロジェクト方式・時間報酬・スキルパッケージ(納品形式/ビデオ相談形式)の仕事の受注から納品までを完成させた割合が、90%以上だと認定ランサーの基準を達成できます。途中で投げ出さない限りは、達成するのはそれほど難しくないと思います。クライアント側の悪意や理不尽な理由で途中打ち切りとなったときは、ランサーズ運営に相談してみてください。

Webライターあひる
昔はスキルパッケージはなかったので、ランサーズもどんどん新しい取り組みを進めているなーと。

4.タスク承認率

タスク方式の仕事を受けている場合、クライアントから承認された割合が90%以上なら認定ランサーの基準をクリアしています。タスク承認率はタスク方式で1件以上仕事を受ければ出てくるので、簡単なタスク案件を受けてみてください。

5.24時間以内のメッセージ返信率

受信したメッセージのうち、「返信依頼」が付いたメッセージの返信率が80%以上(過去1年間、5件以上のメッセージ返信を行っている方のみ)なら、認定ランサーの基準をクリアできます。「トラブルがあっても、5回中4回は早めにメッセージを返せよ」ということです。メッセージ返信率の計算は次の通りです。

返信率=24時間以内に返信した件数÷返信した件数

上記の計算式は、相手から「返信依頼」が付いているメッセージのみが適用されます。「返信不要」チェックが入ったメッセージは、返信しなくても計算には算入されません。また、返信依頼のメッセージでも返信しなければ、返戻率にはカウントされません。つまり変なスカウトや無差別に送られてくるメッセージには無理して返信しなくでオッケーです(逆に返信すると、返戻率の計算に使われる)。

しかし、これが意外と難しい。クライアント側がシステムに気づかず、すべて返信依頼でメッセージを送ってくると、会話の終わりだろうと返信しなければ評価に影響します。「よろしくお願いします(返信依頼)」の後にメッセージを返信し、さらに向こうから返信されると不毛なやり取りが続きます。前もって返戻率の説明をクライアント側へしておきましょう。

めんどくさいシステムですが、なぜ設けているのかのランサーズ側の見解を以下でご紹介します。

ランサーズは、何時もランサー様とクライアント様のマッチング精度向上を改善すべきポイントとして考えております。そのため、多くのクライアント様に「ランサー様に何を求めますか?」などのご質問をさせていただいたところ、クイックレスポンスが安心に繋がっているようでございました。

 *一部クライアント様の声
  ・とにかく連絡が欲しいです。WEBなので。可能であればそれも早く。
  ・コミュニケーションを頻繁に取って欲しいです。顔が見えないので
  ・疑問を残さない様に対応いただけるランサー様はやっぱり安心します。

大変かとは思いますが、より良いマッチングのために24時間以内80%でご対応いただきたく考えております。何卒ご了承いただけますようお願いいたします。

引用:返信率の定義を教えてください | ヘルプ | クラウドソーシング「ランサーズ」

6.ランサーズへのログイン

1か月を超えてログインしていないと、他の基準を満たしていても認定ランサーが外されます。仕事を受注せずにログインするだけで条件は満たせるので、認定ランサーを継続したい方は定期的にランサーズのマイページをチェックしておきましょう。

7.認証済みで安心

ランサーズの各種認証や登録事項を埋めると、「信頼できるランサーだ」とランサーズ側もアピールしやすくなります。そのため、認証関係も認定ランサーの基準として設けています。具体的には次の通りです。

  • 自己紹介文
  • プロフィール写真(顔写真の方がクライアントから検索されやすいらしい)
  • 表示名
  • 経歴資格
  • スキル
  • 本人確認
  • 機密保持確認
  • 電話確認
  • ランサーズチェック

すべて手続きと入力だけなのでパパッと終わります。すべて終わらせれば、それだけでレギュラーランクです。その後、仕事を受注すればブロンズランク、問題なく仕事を終えればシルバーランクになれるでしょう。「なぜか認定ランサーになれない!」という人は、うっかりプロフィールが抜けている場合も多いようです。

クラウドソーシング「ランサーズ」

認定ランサーになった際の過去1年間の報酬額(収入)は約6万円

認定ランサー認定時の報酬額や実績数など

私の認定ランサー認定時の獲得報酬額や実績などは次のとおりです。

  1. メッセージの応答:96%
  2. 仕事の完了率:100%(実績数7件・タスク2件)
  3. 過去1年間の報酬額:66,000円くらい(写真の88,663円は登録してからの累計)
  4. 評価:5.0
  5. 認証:本人確認・電話番号・機密保持確認すべてオーケー
  6. 認定されたカテゴリ:記事作成・ブログ記事・体験談

報酬額は過去1年間で6万6,000円程度です。ネットの口コミやTwitter(現:X)での感想を見ると、大体5~6万円の収入でクリアとなった人が多かったですが、私も似た数値になりました。実績数は7件と2桁にも到達していません。実績数は認定ランサーの認可と因果関係がないことがこれでわかります。

認定ランサーになるまでにランサーズで受けた案件のうち、9割はスカウトでした。仕事の内容は以下の通りです。

  • 【スカウト】アプリに関する記事:(CMS入稿・画像選定と加工・装飾などなどなど込みこみコミ。ちなみに記事単価で0.5円相当)
  • 【応募】工場勤務の体験談
  • 【スカウト】漫画レビュー
  • 【スカウト】製造機器
  • 【スカウト】士業の転職

製造機器のライティングは、おそらくプロフィールに「製造業の正社員(ライン工ですが……)」と記載してあったので、それを見てスカウトが来たのではないかと。2023年時点でも、製造系や工場系の依頼はランサーズ経由で受けることが多いです。

転職系のスカウトについては、プロフィールに記載+ポートフォリオに転職系記事を貼っ付けてたからじゃないかな。ようはプロフィールを書けってことですね。個人的にクラウドワークスよりランサーズの方が、プロフィールを見てスカウトをくれるクライアントが多い印象です。

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【2024年2月時点】ランサーズで認定ランサーになったメリット2つ

「認定ランサーになったおかげで仕事がガンガンくるようになった!」とは言いませんが、ランサーズで仕事をするなら認定ランサーになるメリットは大きいと思います。信頼面や収入面でのメリットはもちろんですが、フリーランスとしての自信やランサーズ活用のモチベーションにつながるのが大きいです。

さらに以下では、2024年2月時点でのランサーズで認定ランサーになったメリットを2つ紹介します。

認定ランサー向けの仕事の案内がメールで来るようになった

ランサーズはクライアント向けに、「認定ランサーへの一斉通知オプション」というサービスをリリースしています。これはクライアントが16,500円支払うことで、認定ランサー全員に仕事の募集を告知できるものです。

・認定ランサーへの一斉告知オプション(16,500円)
→依頼する仕事のカテゴリにおいて、発注者から高評価を得ている「認定ランサー」全員にメールで告知・宣伝ができます。認定ランサーからの提案増加が見込めます。

(引用:オプションについて教えて下さい|ヘルプ|クラウドソーシング「ランサーズ」)

ただし、ランサーズのマイページじゃなくて登録したメールアドレスに来るので注意です。私も最初気づかなかったので…。

で、これがなかなか金銭面の条件がよいわけですよ。実際にきた案件をざざっとまとめました。

ここにタイトル
  • 予算が5万~10万円
  • 文字単価4円
  • 文字単価1.5円の月4~5本 など

公開で募集しているものと比べ、質はよい印象です。しかし、他の認定ランサーとの応募競争だったり、案件レベル自体も高かったりなども見られるので注意が必要です。

認定ランサーへの一斉通知オプション

仕事をチェックできる幅が増えるのは、ランサーにとって嬉しいメリットですね。クライアント側もお金がかかっている分、「本気でライターを採りたい!」という思いもあるからか、公開案件より「熱」はありそうです。

プロフィールの閲覧数が増えた

クライアントさんからのプロフィール閲覧数が増えました。認定ランサーは、クライアント向けで別に紹介されてたりするのかな…? そのあたりはわかりません。

そしてプロフィール閲覧にきたクライアントに営業メールを送ることで、ランサーの仕事の受注率が上がるメリットがあるとか何とか。

あなたに興味を持っているクライアントがいます
受注数を伸ばしているランサーは、プロフィールを見たクライアントにメッセージを送って、自己アピールをしています。 クライアントのプロフィールをよく確認し、相手のことを考えて、困りごとがないか丁寧にメッセージしてみてください。 不快な言葉づかいなどをすると、利用制限や退会処分となることがありますのでご注意ください。

(引用:マイページ|クラウドソーシング「ランサーズ」

プロクラウドワーカーと比べたときの認定ランサーの難易度

クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」にも、プロクラウドワーカーと呼ばれる独自の認定があります。よく認定ランサーと比べられるやつです。「ぶっちゃけどっちが難易度高い?」という疑問ですが、個人的には次のような感想を持ちました。

認定制度の難易度について
  • 認定ランサー:なりやすいが継続が難しい
  • プロクラウドワーカー:なりにくいけど継続はしやすい

認可回数の違い

認定ランサーの認可審査は1ヵ月に1回と、プロクラウドワーカーの3ヵ月に1回よりチャンスが多めです。例えば登録して1~2ヶ月で10万円稼げたらすぐに認定ランサーになれます。ただ、裏を返せば取り消しになる機会も多いということですが。過去1年間の報酬額の合計なので、1ヶ月ごとにデータが更新されます。

対してプロクラウドワーカーの認定基準は累計ではなく「月間」の数値なので、一度確定すれば最低でも3か月は認定が動きません。

報酬額の認定の違い

個人的な調査結果ですが、プロクラウドワーカーは月間10万~15万レベルの報酬が1つの基準となります。1か月に10万円ってかなりハードル高いと思うので、認定ランサーより難しいのではと思っています。

  • 認定ランサー:1ヶ月×1万円を5や6ヵ月続けて5~6万円
  • プロクラウドワーカー:1ヵ月で一気に10万円の仕事を受注し納品

仕事の受注数や作業に充てられる時間を考えると、副業ライターさんや子育てライターさんは認定ランサーのほうがまだ取りやすいと推測します。

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Webライターが認定ランサーになるコツは提案文とポートフォリオにあり

案件受けて仕事をこなす、これしかないでしょう。おすすめはタスク案件よりプロジェクト案件を継続的にこなすことになります。ここでは「少しでもプロジェクト案件が取りやすくなるかも」というコツについて、Webライターが必要だと思う部分を最低限まとめました。

提案文の要所を押さえる

提案文はクライアントとWebライターのファーストコンタクトとなる、非常に重要な文章です。提案文で必要なことをすべてアピールすることが、プロジェクト案件を受注するコツになります。

提案文に取り入れるべきと思うものは以下のとおりです。

  • 【最重要】応募要項をちゃんと読んで必要事項は網羅する
  • 【重要】プロジェクトに対し自分が具体的にできることは何か伝える(転職の面接のイメージ)
  • 余計なことは書かない・箇条書きを使うなど「目で見やすい提案文」する
  • 資格やキャリアはちゃんと記載する
  • 実績や開示記事がなければWordやGoogleドキュメントでサンプル記事を用意する(ブログ記事とかでもよい)

本当に最低限の要素です。昨今の提案競争を見ると通るまでがめちゃくちゃ大変なので、実績がないときはサンプル記事やキャリアなど「自分の実力を証明できる指標」のアピールが重要です。

私は「9割以上通る提案の仕方!!」のようなノウハウはもっていません。「とにかく提案の数を打つこと」しかアドバイスできないです。

ただ体感として「メディアの目的(PV稼ぎたいかセールスライティングなのかなど)を推測して伝えること」は、相手にも「募集文を読んでいること」や「やる気」をアピールできるのでおすすめです。

後のコツとしては、納期に遅れない・連絡はマメにする・レギュレーションは遵守するとか当たり前のお話になるので割愛します。

Webライターあひる
提案文のコツは就活本や転職本の方が参考になるかも。とにかく「いかに自分がメディアの力になれるかを伝えること」が提案文のコツでしょうか。

プロフィール・ポートフォリオは書けるだけ書く

前述のとおり個人的な感覚だと、クラウドワークスよりランサーズの方がプロフィールを見てスカウトする方が多いかなと思います。

シルバーランク+実績が1桁の時点で、プロフィールに記載があった「製造」の部分を見てスカウトをくれたクライアントがいたくらいですので……。

あと、プロフィール+ポートフォリオの「転職記事」を見て転職記事スカウトをくれた方、「マンガ・アニメ」の部分を見て依頼くださったクライアントなども。ランサーズのトップライターの方々も、プロフィールの充実に関しては口を揃えて「効果がある」とおっしゃっていました。

  • ライター歴(浅いときは書かないほうがよいかも)
  • 学歴+専攻科目(私は高卒なので逆に伏せています)
  • 職歴
  • 資格
  • 趣味(スポーツ系記事とかにつながるかも)
  • 書いてきた記事(あれば)
  • ポートフォリオ など

とくにライティング分野に引っかかりそうなやつは、ざざっと羅列するのがよいかと思います。使えるもんはガンガン使う精神で。嘘は論外ですけど。

ランサーズで認定ランサーを目指そう!

認定ランサー(2024年2月)

2024年2月時点での、認定ランサーの認定基準についてまとめました。私はクラウドワークスをメインに使っていますが、ランサーズも非常に良いサービスだと思います。2024年2月には久しぶりに認定ランサーに認定されたので、これからもランサーズも併用していく予定です(新しく金融ライターのバッチもいただいた)。

今後も競争率が激しくなることが予想されますが、1つ2つ頭抜ければ、その後の受注も楽になるはずです。

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