先日、以下のようなTweetをしました。
たしか「『読点がわからない』『日本語がおかしい』みたいなやつとは関わりたくない!」って感じのつぶやきを見たからかな。(細かいニュアンスは忘れました)
ふと一年前の自分を思い出して。
おはようございます。
1年前、読点の打ち方や主語・述語の意味がわからなかったアカウントがこちら。読点は「。」で句点は「、」だと思っていました。よくライターやってみようとかほざいたものです。
今、なんとか文章でお金を頂いています。
本日もよろしくお願いいたします。— 家鴨あひる@ぼっち系Webライター (@donotevergetold) September 17, 2019
これネタでもなんでもなくて、本当に「読点の打ち方がわからない」「主語ってなんだ?」レベルでWebライターを始めました。
とりえあず言いたいのは、「こんな前提知識でも、独学でWebライターをスタートさせた無謀な野郎がいる」ということです。
「書けない」じゃなくて「知らない」
Webライターを始めたころは、他のフォロワーさんがライティングを始めたときのレベルと比べても、下の下で文章を知らなかったんじゃないかな。
文章が「書けない」じゃなくて文章を「知らない」。そのあたりは、ブログ初期の記事や文章術本の感想を見ていただくとわかるかもしれません。
この差はわりと大きいと思っています。「ああ、これ授業で聞いたことあるわ」という感覚すらない。
高校の授業も中学の焼き増しだったから、私、高校国語の授業すら受けてないんですよね。普通科高校でもなかったので。
小論文はいまだに書いたことないし、高校国語の内容は生きてきて一度も耳にしたことがない。
みんなにドン引きされるくらい、馬鹿だと思います。ちょっと話題になった「低学歴」と呼ばれる枠組みの中でも下の方。他のライターからみれば「なめてんの?」って言われそう。書いてて情けなくなってきた…(´;ω;`)
だから、「読点がわからんとかそんなやつおらへんやろ!」を頷けないくらい、私の文章能力は皆無でした。
ん~、めちゃイケのテストの間違いを笑えないくらい、っていうと伝わるでしょうか?
それが今では開業して細々とWebライターのお仕事をこなしてるので、まあ不思議な感じです。
なんでライターやってるねんって話
なんでそんなやつがWebライターを選んで、仕事を受けてるねんってお話。
Twitterとかで度々つぶやくんですが、まあ「やりたかったから」と「文章のプロに憧れたから」です。
あとは人間関係が苦手だから・人と話すだけで消耗するから・家で1人でいるのが好きだからかな。
今日まで弱音を吐きながら続けているのは、「もっと語彙力や文章力を上げたいから」と「文章が好きだから」。お金というよりそれ。
もっと言うと、前の日記にも書いたように「文章を書いている自分が好きだから」です。本当にそれだけ。それだけで続いている。
稼げないから辞めた!だったら、今年の最初で辞めてます。しんどいけど、きっと心の奥でこの仕事が好きだと思っているから辞めてないんでしょうね。
Webライターは大変だけど始めたい人は始めて良いと思います
今はライティング本・ネットの情報が充実しているので、独学でもある程度ライティングやSEOの勉強は可能です。私も本とネット情報で勉強しました。あとはWebライティング技能検定の資格の勉強。
基本、ソロぼっち勉強。
本当は信頼できるオンラインサロンサロン(今ならライ組や200サロンかな?)に入った方が効率も伸びもいいと思いますが、私はどうしても輪を乱すので…自分も相手も疲弊させてしまう。
何が言いたいかと言うと、副業にせよ将来の開業を見越すにせよ、完全ソロ希望にせよ、文章を書いてお金が欲しい人は気にせず始めればいいと思うんです。
ただ、私のレベル感(専門分野の知識も超基本的な文法レベルも知らない)から始めると、めちゃくちゃ苦労する。「『Webライターにライティング力は必要ない』は、最低限の文章が書けるのが前提」というのは身を持って実感しました。
でもだからって、「ライターやってみたい」という気持ちを抑えてまで諦める必要はない。合わなければ止めればいいだけの話。
やらずにモヤモヤするより、やってみてダメだった―!ってわかるほうが、後々の人生でも後悔せずに進めると信じています。
でも、私より能力や国語力が優れていても成功できると限らないのが難しい。だから、「自分でも続けられたから誰でも絶対できる!」なんてことは今は言えません。
ただ、私のようなおっさんでもWebライター始められました。なんとなくそれを吐き出したかったのです。
以上、Webライターあひるでした。@donotevergetold