日本最大級の規模を誇るクラウドソーシングサイト「クラウドワークス(Crowdworks)」ですが、サービス利用時にかかる手数料が高すぎるという意見が多く見られます。Webライターとして5年間クラウドワークスを使っている筆者も、手数料は高い部類に入ると思っています。
しかし一方で、案件数の多さやシステム面での使いやすさなどから、システム利用料を支払ってでも利用するメリットにも注目したいところです。「システム利用料(システム手数料)がいくらくらいかかるのか、具体的に知ってから活用を検討したい」という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、クラウドワークスの手数料が高すぎるのかの詳細、システム利用料以外の手数料の詳細、大手クラウドソーシングサイトのランサーズとのシステム利用料比較、手数料の影響を抑えるコツなどを解説します。
Contents
クラウドワークスの手数料は高すぎる?詳細や他サービスとの比較
高すぎると噂のクラウドワークスの手数料、とくにシステム利用料について、計算式や他サービスとの違いを解説します。以下の項目に分けて、順番に見ていきましょう。
- クラウドワークスのシステム利用料とはどのような手数料?
- クラウドワークスのシステム利用料は22%と高い
- 他のクラウドソーシングサイトの手数料比較
- フリーランスエージェントなら原則として手数料無料
クラウドワークスのシステム利用料はどのような手数料?
クラウドワークスのシステム利用料とは、クラウドワークスのシステムを利用する対価として支払う手数料です。クライアントから支払われた報酬(税込)に、システム利用料の割合を乗じて算出します。
クラウドワークスは登録・プラットフォーム利用費が無料である代わりに、実際にサービスを通じて働いて得た報酬から、手数料が差し引かれるシステムです。差し引かれた手数料分の金額は、クラウドワークスの運営やプラットフォームの機能改善などに使われています。
クラウドワークスのシステム利用料は22%と高い
結論から言えば、クラウドワークスのシステム利用料となる手数料は一番高いレートで22%(20%+消費税2%)とかなりの高額設定です。高すぎるとの意見があるのも、ある程度納得できます。
ただしクライアントから一定以上の報酬額を得ている場合は、5.5%(5%+消費税0.5%)または11%(10%+消費税1%)に下がります。
報酬金額テーブルごとの、システム利用料のレートは次の表のとおりです。
支払われる報酬金額(振込1回につき) | システム利用料のレート(税込) |
20万円を超えた部分 | 5.5% |
10万円を超えた部分~20万円以下 | 11% |
10万円以下の部分 | 22% |
タスク形式 | 一律22% |
ここで若干ややこしいのが、10万超の部分におけるレートの決まり方です。10万円超・20万円超でシステム利用料が安くなるのは、あくまで超えた部分だけになります。例えば報酬金額が25万円だった場合は、次のように計算します。
- 10万円まで:10万円×22%
- 10万1円~20万円まで:10万円×11%
- 20万1円~25万円:5万円×5.5%
10万円を超えたからといって、報酬の全額が11%になるわけではないので注意しましょう。極端に言えば、1回で100万円振り込まれたら80万円は5.5%が適用されます。
さらに、クラウドワークスの計算式は消費税が入り混じってかなり複雑です。自分で計算するケースはほとんどないとは思いますが、クラウドワークスの受取金額の計算式を以下でご紹介します。
公式サイトでは契約金額1万円(税抜)での計算例が載っているので、興味あるときはチェックしてみてください。
システム利用料の実際の金額は報酬画面で確認可能
インボイス制度への対応にともない、以前は報酬画面だと確認できなかったプロジェクトごとのシステム利用料の金額が、一目でわかるようになりました。マイページの「報酬」のタブをクリックすれば、契約金額・出金可能額に加えて「システム利用料」の項目を確認できます。
以前は契約金額のみの表示だったので、記帳作業や確定申告が非常にやりやすくなりました。
なお上記の報酬画面は、スクショすることで振込手数料・組戻手数料・システム利用料・クイック出金手数料の適格簡易請求書として扱えます。
他のクラウドソーシングサイトの手数料比較
クラウドワークスのシステム利用料と、他のクラウドソーシングサイトの利用にかかる手数料を比較しました。
クラウドソーシングサイト | 報酬から差し引かれる手数料の割合(税込) |
ランサーズ | 報酬金額に関係なく一律16.5% |
ココナラ | 報酬金額に関係なく一律22% |
シュフティ | ・10万円まで11% ・10万円超の部分5.5% |
SKIMA(スキマ) | ・2万円まで22% ・2万超~5万円まで16% ・5万超の部分11% |
クラウディア | ・5万円まで15% ・5万超~10万円の部分10% ・10万超~100万円の部分5% ・100万円超の部分3% |
Bizseek(ビズシーク) | ・10万円まで5.5% ・10万円超の部分11% |
つなぐ | ・銀行振込決済なら2.8% ・それ以外は5.5% |
ココナラ・SKIMAの手数料の最高レートは、クラウドワークスと並んで22%です。その他のクラウドソーシングサイトの最高レートは、おおよそ3~15%とクラウドワークスより安くなっています。このように各クラウドソーシングサイトと比較しても、クラウドワークスのシステム利用料は高額だと言えるでしょう。
ただし、クラウドソーシングサイトはそれぞれ利用できるサービス内容や募集案件に大きな違いがあります。「クラウドワークスは高すぎるから他のサービスのほうがよい!」と決めるのは早計です。手数料だけでなく、サービスの部分も比較検討した上で使うサイトを決めることが大切です。
フリーランスエージェントなら原則として手数料無料
フリーランスエージェント・求人サイト形式のサービスだと、発注者となるクライアント側が手数料を支払うのでワーカー側は無料で利用できます。フリーランスエージェント・求人サイト形式のサービスとしては、ランサーズエージェントやクラウドテック、Anycrew(エニィクルー)、レバテックフリーランスといったものが挙げられます。
ただしフリーランスエージェントなどのサービスの場合、クライアント側はお金をかけている分だけ高いレベルの人材・長期的プロジェクトへの対応を求めているケースが多いです。腕の自信があるフリーランスにおすすめのサービスだと言えるでしょう。
クラウドワークスの振込手数料やクイック出金の手数料にも注意!
クラウドワークスを利用する際、システム利用料以外にも発生する手数料があります。意外と無視できない金額になる可能性があるので、事前にチェックしてみてください。振込手数料、クイック出金の手数料、その他発注者にかかる支払いを解説します。
振込手数料
クラウドワークスが報酬をワーカーの指定口座へ振り込む際、振込手数料が発生します。振込手数料は原則として500円(税込)、指定口座を楽天銀行にしている場合は100円(税込)です。
例えば振込手数料500円で1年に20回出金があった場合、500円×20回=1万円発生します。なかなか大きな金額です。振込手数料を抑えたいときは、「楽天銀行を使う」「5万円以上出金方式またはキャリーオーバー方式(こちらが指定するまで出金を繰り延べる方式)」などを行ってください。
クイック出金の手数料
クイック出金の手数料は、ワーカー側がクイック出金サービスを使ったときに発生する費用です。クイック出金とは、出金が可能な(振込が確定した)報酬の振込を、振込日まで待たずにすぐ引き出せる機能です。申請すると、申請日+4営業日以内に出金できます。
クイック出金を行うには、引き出す予定の報酬額の5%を手数料として支払う必要があります。仮に20万円をクイック出金しようとすると1万円かかるので、金額が大きくなるほど高額の手数料を支払うはめになるのがデメリットです。
緊急時以外ではクイック出金を使わないほうが、クラウドワークスへ支払う手数料を安くできるでしょう。
【番外編】発注者側にかかる手数料
クラウドワークスで仕事を発注する側(クライアント側)には、原則としてシステム利用料といった手数料はかかりません。ただし、コンペ形式で募集した案件をキャンセルした際のキャンセル料や、タスク保証料などが発生する可能性があります。
また、仕事を募集するときに有料オプションを行使した場合は、発注者側にも別途料金が発生します。2023年12月時点での、発注者が使える有料オプションは次のとおりです。
発注側が使える有料オプション | オプション価格(税込) |
マイページ表示 | 3万9,600円 |
注目オプション | 9,240~1万9,800円 |
100人一斉告知オプション | 7,920円 |
特定のワーカーへの一斉告知オプション | 1万3,200円 |
プロクラウドワーカーへの一斉告知オプション | 1万9,800円 |
本人確認オプション | 7,920円 |
NDAオプション | 2万6,400円 |
会員限定公開オプション | 9,240円 |
会員限定公開(+提案非公開)オプション | 1万560円 |
スカウトオプション(非公開) | 2,640円 (タスク形式のみ、プロジェクト・コンペ形式は無料) |
募集期間延長オプション | 7,920円 |
選定期間延長オプション | 7,920円 |
クラウドワークスとランサーズのシステム利用料比較!手数料が高いのはどっち?
大手クラウドソーシングサイトとして双璧をなす、クラウドワークスとランサーズで報酬テーブルごとの手取報酬金額・システム利用料として引かれる手数料の金額を比較しました。源泉徴収なしで計算しています。
なおランサーズはシステム利用料ではなくシステム手数料が正式な表記ですが、呼び方の問題だけなので同一のものと思っていただいて問題ありません。
- 1万円(税込1万1,000円)
- 5万円(税込5万5,000円)
- 15万円(税込16万5,000円)
- 30万円(税込33万円)
報酬が1万円(税込1万1,000円)
報酬が1万円(税込1万1,000円)の場合の、両クラウドソーシングサイトの受取報酬金額・システム利用料は次のとおりです。
1万円のケース | 受取報酬金額(税込) | 差し引かれるシステム利用料 |
クラウドワークス | 8,580円 | 2,420円 |
ランサーズ | 9,185円 | 1,650円 |
報酬が1万円だと、ランサーズのほうが手数料が低く受取報酬金額は高くなります。ランサーズ側の計算式は、「(1万円×消費税10%)-{(1万円×消費税10%)×システム利用料16.5%}」となっています。
報酬が5万円(税込5万5,000円)
報酬が5万円(税込5万5,000円)の場合の、両クラウドソーシングサイトの受取報酬金額・システム利用料は次のとおりです。
5万円のケース | 受取報酬金額(税込) | 差し引かれるシステム利用料 |
クラウドワークス | 4万2,900円 | 1万2,100円 |
ランサーズ | 4万5,925円 | 8,250円 |
5万円だとまだクラウドワークスのシステム利用料は全額22%適用であるため、ランサーズよりも手数料として差し引かれる金額が大きくなっています。
報酬が15万円(税込16万5,000円)
報酬が15万円(税込5万5,000円)の場合の、両クラウドソーシングサイトの受取報酬金額・システム利用料は次のとおりです。
15万円のケース | 受取報酬金額(税込) | 差し引かれるシステム利用料 |
クラウドワークス | 13万5,850円 | 2万9,150円 |
ランサーズ | 13万7,775円 | 2万4,750円 |
15万円になると、クラウドワークスだと5万円分がシステム利用料11%の適用になるので、徐々に報酬金額に対する手数料の割合が少なくなっていきます。15万円時点だと、まだランサーズのほうが手取報酬金額は多いです。
報酬が30万円(税込33万円)
報酬が30万円(税込33万円)の場合の、両クラウドソーシングサイトの受取報酬金額・システム利用料は次のとおりです。
30万円のケース | 受取報酬金額(税込) | 差し引かれるシステム利用料 |
クラウドワークス | 28万9,850円 | 4万150円 |
ランサーズ | 27万5,550円 | 4円9,500円 |
30万円になると、10万1円~20万円が11%、20万1円~30万円が5.5%と安いシステム利用料が適用される範囲が拡大することから、クラウドワークスのほうが手取りが高額になります。とはいえ1つのプロジェクトだけで30万円以上の報酬を得られるのはなかなかの大型案件です。
クラウドワークスで手数料を抑えるためには、受注時の工夫や大型プロジェクトを受注できる実力、そして巡り合わせなどが必要になるでしょう。
手数料が高くてもクラウドワークスを使う3つのメリット
クラウドソーシングサイトの中でも手数料が高いクラウドワークスですが、高い手数料を支払ってまで利用するメリットもあります。それぞれ見ていきましょう。
1.募集案件数がクラウドソーシングの中で最大級
クラウドワークス内で募集されている案件数は、他のクラウドソーシングサイトと比較しても非常に多いです。例えば2023年12月22日時点だと、リアルタイムで募集している案件だけでも1万953件と1万件を超えていました(募集終了を合わせると44万4,059件)。
また、募集されている仕事の種類も豊富です。ライティング・記事作成、システムやアプリ・スマートフォン開発、ホームページ・ECサイト制作、Webデザイン、マーケティング、動画・アニメーション、音楽・ナレーション、写真・画像、コンサルティング関係などがあります。自分のスキルや経験に合致する仕事を見つけやすいのが、クラウドワークスを利用する大きなメリットです。
2.公式認定のおかげでクライアントへアピールしやすい
クラウドワークスでは、一定の基準に達したワーカーや検定をクリアした人に対して公式認定を付与しています。主な認定は次のとおりです。
- ビジネス事務検定
- Webライター検定
- プロクラウドワーカー・TOPプロクラウドワーカー
- 契約ランキング・ありがとうランキング・コンペ採用や提案ランキングなどへの表示
公式認定があれば、クライアントへ実力や実績をアピールしやすくなります。公式認定はいずれも簡単には取得できないので、取得の過程での学習や試験に取り組むことにより、スキル・実力が自然と身に付いていくでしょう。Webライターの私は、上記のうちWebライター検定とプロクラウドワーカーなどを取得した経験があります。
3.福利厚生サポートがある
クラウドワークスの会員になれば、会員特典として手数料無料の福利厚生サポートを利用できます。キッズサポーター利用割引、仕事に関する法律・税務の無料相談、クラウド型経理記帳サービスの割引、オンラインコミュニティ「みんなのカレッジ」への参加資格などが挙げられます。
クラウドワークスの高い手数料の影響を抑える4つのコツ
ここからはクラウドワークスのシステム利用料の影響を抑える、以下4つのコツについて解説します。
- 1度の依頼で10万超のプロジェクトを立ててもらう
- マイルストーン払いが利用できないか確認してみる
- クラウドワークス以外のクラウドソーシングサイトを併用する
- 確定申告時にシステム利用料を支払手数料で経費計上する
工夫次第では、クラウドワークスの手数料を安く抑えることも可能です。とはいえ、クライアントとの調整が必要なケースも多いので、あくまで参考程度にお読みください。
1.1度の依頼で10万超のプロジェクトを立ててもらう
1度の依頼で報酬金額が10万円超になるようにプロジェクトを立ててもらうことで、手数料を抑える方法があります。例えば10記事5万円(税込5万5,000円)を3回依頼から、30記事15万円(税込16万5,000円)依頼に変更してもらうなどです。
- 3回に分けたケース:システム利用料7,100円×3=2万1,300円
- 1回にまとめたケース:システム利用料1万4,150円
上記の例だと、1度にまとめたほうがシステム利用料は7,150円もお得になります。私はライティング作業がメインですが、一度に20~30記事を依頼されると5.5%~11%の手数料レートが適用されるケースが多いです。
ただしクラウドワークスは単発・短期間の案件も多く、Web制作やコンサルティングといった単価が高い仕事でないと、1案件で10万円を超えるのは少し難しいかもしれません。私もまとめてご依頼がないときは、システム利用料が全額22%になることがほとんどです。
2.マイルストーン払いが利用できないか確認してみる
マイルストーン払いによる分割払いでプロジェクトを立ててもらえば、受取時に報酬金額が10万円を超えて手数料が安くなる可能性があります。
マイルストーン払いとは、1つのプロジェクトを作業工程ごとに予算(仮払い)と納期を決めて、少しずつ納品と検収を繰り返す方式です。簡単な例は次のとおりです。
- マイルストーン1回目:1記事5,000円
- マイルストーン2回目:5記事2万5,000円(累計3万円)
- マイルストーン3回目:5記事2万5,000円(累計5万5,000円)
- マイルストーン6回目:5記事2万5,000円(累計15万5,000円)
マイルストーン払いの場合、ワーカー側はすべて納品後に一括受取・終わった作業分から受取のいずれかを選べます。そして、システム利用料は受取時のマイルストーンを合計した金額を基に計算されるため、累計で報酬金額が10万円を超えていれば、10万円超の部分は手数料が11%になります。
上記の例だと、6回目の15万5,000円の時点で全額を受け取ると、5万5,000円分が11%適用です。一方で1~3回目などの累計10万円以下タイミングで受け取ると、全額が22%適用になります。
マイルストーン払いに対応できるかは、クライアントと交渉してみてください。
3.クラウドワークス以外のクラウドソーシングサイトを併用する
クラウドワークスは募集案件が豊富な一方で、システム利用料が高すぎるデメリットがあります。そこでクラウドワークス以外のクラウドソーシングサイトを併用することで、総合的な手数料負担を軽減する方法があります。
筆者もクラウドワークス以外に、ランサーズやクラウディア、クラウドリンクスなどに登録しています(ランサーズ以外はほぼ使っていませんが…)。クラウドワークスで幅広く案件をチェックしつつ、他のクラウドソーシングサイトでも案件を探すのもよいでしょう。
4.確定申告時にシステム利用料を支払手数料で経費計上する
クラウドワークスのシステム利用料は経費扱いにできるので、収入を確定申告するときに支払手数料などの勘定科目で経費計上できます。経費計上することで課税所得金額が減少し、かかる所得税(法人税)や住民税を安くできます。確定申告が必要なワーカーの方は、システム利用料の経費計上を忘れないようにしましょう。
高すぎると言われるシステム利用料の影響を、経費扱いによって少しでもましにすることが大切です。
クラウドワークスのシステム利用料などの手数料に関するQ&A
最後に、クラウドワークスのシステム利用料などの手数料に関するQ&Aをまとめています。ぜひ参考にしてください。
Q1.システム利用料が高いからと直接契約に移行するのは違反?
A.クラウドワークスを介して契約した場合、同じクライアントとクラウドワークスを介さない直接契約へ移行するのは規約違反です。
最低でも100万円の違約金が発生する可能性があります。手数料関係が高すぎるからといって、クライアントへ直接契約を持ちかけるのはリスクが高いです。クラウドワークスと直接契約の関係については、以下の記事にまとめているのでぜひご覧ください。
Q2.クラウドワークスからの報酬はいつ振り込まれる?
A.クラウドワークスから報酬が振り込まれるのは、原則として15日と末日です。
15日と末日が土日祝の場合は、前の営業日が振込日になります。
Q3.システム利用料に関するインボイスはどうなっている?
A.2024年2月2日より、マイページの未出金報酬画面や出金履歴画面のスクリーンショットを取ることで、システム利用料に関するインボイスに対応できるようになりました。
以下の記事のとおり、クラウドワークス運営より、クラウドワークスの各種手数料についてのインボイス対応がなされることが発表されています。未出金報酬画面や出金履歴画面のスクリーンショットを、簡易インボイス(適格簡易請求書)として取り扱うことが可能です。
→クラウドワークスお知らせブログ「各種手数料のインボイス対応について2024年2月2日リリース済み」
Q4.クラウドワークスのシステム利用料は高いと思っている?
A.ぶっちゃけると、個人的にも高いと思っています。
営業面や経理面でさまざなな便利なサポートがある反面、それらのサポートが必要なくても業務に支障がないときは、クラウドワークス以外のサービスの利用や直接契約の締結に移行するのも手です。私はクラウドワークスが便利なので、これからも利用すると思います。
クラウドワークスのの高いシステム利用料やその他手数料とはうまく付き合おう
クラウドワークスを使って仕事をする上では、高い手数料の支払いがどうしても発生します。案件の豊富さや使いやすさなどのメリットと、発生する手数料とのバランスを見ながら、利用する頻度を決めていきましょう。
私もこれまで支払ってきたお金を計算すると泣きたくなることもありますが、その分フリーランス生活において助けられた部分も非常に多いです。他のクラウドソーシングサイトと手数料・サポート内容を比較しつつ、クラウドワークスの手数料とはうまく付き合うことが、一番の利用のコツと言えます。
【記事内で紹介したクラウドソーシングサービス一覧】
クラウドソーシングサイト | 特徴 |
クラウドワークス | 日本最大級のクラウドソーシングサービス |
ランサーズ | クラウドワークスと並ぶ大手クラウドソーシングサービス |
ココナラ | 個人のスキルを売買するタイプのスキルマーケット型クラウドソーシングサービス |
シュフティ | 主婦向けの在宅ワーク案件が揃っているクラウドソーシングサービス |
【SKIMA】 | イラストやデザイン、キャラ販売に特化したクラウドソーシングサービス |
Craudiaクラウディア | 在宅ワークから専門プロへの依頼が揃う大手クラウドソーシングサービス |
Bizseek | 手数料の少なさが魅力のクラウドソーシングサービス |
つなぐ | 手数料最安値のクラウドソーシングサービス |
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