【本の感想・レビュー】超スピード文章術で学んだWebライターでも文章を早く書く方法

『10倍早く書ける超スピード 超スピード文章術(著 上坂 徹)』は、朝日新聞、幻冬舎、講談社、リクルートなどが運営する媒体での執筆を行い、ブックライター作品も60冊を誇る有名ライター上坂徹(うえさかとおる)氏が執筆する書籍です。

超スピード文章術というタイトルの通り、「なせ速く書けないのか」「速く書くにはどうしたらいいのか」など、速く書き上げるための技術に特化した内容となっています。

Webライターといった物書きの仕事は、スピーディに書き上げるほど効率が良くなり、クライアントから任させる仕事や収入アップを目指せます。本記事では、初心者Webライターの頃に読んだ「10倍早く書ける超スピード 超スピード文章術」の感想・レビューを、Webライター歴5年時点での視点を交えながらまとめました。

著:上阪 徹
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超スピード文章術で文章の執筆スピードを上げるコツを学ぼう

私にとって「速く書くこと」は絶対的な武器なのです。

「10倍早く書ける超スピード 超スピード文章術」より引用

上坂徹氏「上阪徹(うえさかとおる)のブックライター塾」の塾長であり、上阪徹事務所体表のブックライターです。一般的なビジネス書の文字数である10万文字を、たった4、5日で書き上げる超速筆家として有名です。

「10倍早く書ける超スピード 超スピード文章術」では、上坂徹氏が培ってきた速く書き上げる技術とノウハウを学べます。本書を読んだ中で、とくに印象に残ったのは以下の3点です。

特に印象に残った3点
  • 文章を早く書くにはとにかく素材を意識すること
  • 素材は書く理由と想定読者を決めることで早く集まると知ること
  • 一気に書ききって後から推敲で直すこと

「10倍早く書ける超スピード 超スピード文章術」を読んだことで、文章の執筆はむしろ文章を書き始める前段階、そして書き終わった後が大切だと学ぶことができました。

文章を早く書くには「とにかく素材を意識する」こと!

私が一番重視しているのは書く前の準備、つまり「取材」です。

「10倍早く書ける超スピード 超スピード文章術」より引用

「10倍早く書ける超スピード 超スピード文章術」で一番解説されているのは、取材や下調べの段階で集めた情報、つまり文章の「素材集め」のことについてです。

素材をいかに多く正確に集めることが、速く書き上げるためのコツだと一貫して解説しています。「タイピングの速度よりリサーチ力が早く書くコツ」というのは、私もWebライター生活5年を経て実感するようになりました。タイピングが遅くて執筆が遅れるというより、調べ物の足りなさや、リサーチ内容に対する自分の理解の遅さが、執筆の遅れにつながっていることが多いからです。

本書で解説されている文章の素材集めの方法で、とくに意識しておくべき点は以下のとおりです。

素材を意識して文章を早く書き上げよう!
  • 「素材を並べてつなげるだけ」で文章になるレベルで集める
  • できるだけ素材を多く集めて後から取捨選択をする
  • 短い文章と長い文章の差は「素材の量」の違いでしかないことを意識すること
  • 素材の3要素「独自の事実」「エピソード」「数字」を集めること

Webライターとして5年活動した今でも、上記のことを意識して仕事をしています。初心者や駆け出しWebライターほど、速くタイピングするより素材集めを重点的に行うことをおすすめします。

素材は書く理由と想定読者を決めることで早く集まる

最もやっていはいけないことは、目的が定まらないまま文章を書くことです。

「10倍早く書ける超スピード 超スピード文章術」より引用

文章を速く書くための素材を揃えるには、あらかじめ「書く理由」「想定読者」を定めておくのが大事だと「10倍早く書ける超スピード 超スピード文章術」で語られています。書く理由と想定読者が定まっていれば、その記事で集めるべき素材の方向性や内容が決まり、効率よく素材を集めやすいからです。

当時リサーチ力を身に付けたかった私にとって、素材を集める方向性を固めておくという考え方は、情報を集めるうえで非常にためになりました。

闇雲に情報を集めるだけではなく、しっかりと想定読者、つまり「ペルソナ」を設定した上で必要な情報を集めるのが、速く書くコツの1つになります。

ペルソナ設定は「読者に伝わる文章・SEOに強い文章」などにおいても必要な考え方ですが、執筆の前段階のリサーチにおいても重要になることがわかります。

Webライターあひる
リサーチするときは、一次情報や官公庁の情報など、信憑性が高い情報源から集めていきましょう。

一気に書ききって後から推敲で直す

書き上げた文章は絶対にそのまま提出してはいけない

「10倍早く書ける超スピード 超スピード文章術」より引用

「一気に書ききって後から校正や推敲を進めていくこと」は、「10倍早く書ける 超スピード文章術」以外の文章術の本でも紹介されている速く書くコツの1つです

当然ながら文章執筆のスピードアップに特化した内容である「10倍早く書ける 超スピード文章術」でも、一気に書ききってから後で直すという方法については、ページ数を割いて解説しています。

一旦は誤字脱字を気にせず一気に書き進めるのが、どのライティング作業においても速く書き上げる上で大切なコツだとわかりますね。

また「10倍早く書ける 超スピード文章術」では、推敲や校正を行う順番として、大きな事柄から小さな事柄を見るのがよいと解説しています。具体的な順番は次のとおりです。

推敲と校正のチェック順番
  1. 説明不足・論理破綻はないか見る
  2. 語尾に注目して文章のリズム感を確かめる
  3. 文章のボリュームを調整する
  4. 誤字脱字は最後にチェックする

「10倍早く書ける超スピード 超スピード文章術」で2023年時点でも通じる方法論

「10倍早く書ける超スピード 超スピード文章術」を読んで学んだことは、2023年現在になっても通用する「文章を速く書くコツ」だと思います。速く書くことは体力的な余裕校正・推敲に使える時間の増加などにつながるので、身に付ければ執筆文章の質も向上するはずです。

文字単価や記事単価で収入額が決まるWebライターの仕事においては、速く書けることがある意味で収入アップにつながる技術のノウハウと言えます。

もし遅筆で悩んでいる物書きの方がいれば、ぜひ「10倍早く書ける超スピード 超スピード文章術」を手にとって読んでみてはいかがでしょうか。この感想やレビューが、参考になれば幸いです。

著:上阪 徹
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