【普通の日記】ただただ2年間Webライターを続けたことで得られた「刃」

Webライター日記です。 Webライター日記

とあるTweetが話題になっていました。Webライターに関するものです。

ただ、ひねくれ者の私は、どうしてもその内容に共感できませんでした。

件の方は、私から見れば十分すぎるほど「輝かしい経歴」と「環境」を備えていたからです。

素晴らしい人格と能力、そして努力を欠かさない人という印象。だからこそ「ああ、自分には当てはまらない、関係のない話だ」と、どうしても冷めた目線で見てしまいます。

いつもの嫉妬ですね。2年間まがりなりにもライターをやってきましたが、「今までの人生経験や環境の差はダイレクトに影響する」といまだに考えているからです。

多分、自分が同じことをしても同じ結果にはならない。まあ、人のノウハウで再現性あるものなぞ一握りでしかないのですが……。

ただ、そんな自分にも「書くことを続けて手に入ったものがあった」と実感したことがありました。

結論からいえば、「ライターを2年間、独立して1年以上やってきました」という経験自体が、少しずつプラスに働いている感じています。

「そりゃ当たり前のこと」といえばそうなのですが、健忘録として日記にしようかなと。

「フリーランス」「在宅ワーク」という分野の記事執筆

最近、フリーランスに関する記事を受注します。「独立したらどうなるか」「どんな働き方なのか」「必要なものな何か」など。

そう、「2年間フリーランスライターをやってきた」という経験と知見が、執筆記事に反映できるようになったんです。

(いやマジで当たり前の話なんですけど)

思えば自分自身もフリーランス。流石に初心者とは言える立場ではなくなりました。

仕事の受注の仕方・経費の扱い・フリーランスとしての心構えなどを、人よりは少しだけ詳しいつもりです(リサーチ方法も含めて)。

そんな私の培ったノウハウ自体が、「自分の執筆可能な分野」として昇華できつつあります。「フリーランスについてある程度詳しいです!」といえる、自信と根拠として。

続けたことで得た武器の1つかなと思います。

Webライター経験2年という武器

「ライター経験が2年であれば、ご依頼したいです」

クライアントから言われた上記の文言でハッとしました。「そうか、『2年間書き続けている人』って思ったより信用されるのか」と。

実際に、「経験1年以上や2年以上」の案件にも応募できるようになりましたし。

あと、スカウト案件で「3年以上のライター経験」の条件がきたのですが、「2年でも大丈夫ですか……?」と聞くと「それなら大丈夫です」というパターンも。

2年間積み上げたものは「信頼」「安心感」という形に変わりつつあると思った出来事です。クラウドワークスのプロフィール&実績表示さまさまなのですが……汗

もちろん異論反論はあると思います。あくまで私の肌感覚です。

ただWebライターを2年続けたという事実が、Webライター、そしてフリーランスとしての自分の大きなアピールポイントになりました。

これでも2年間生き抜いてきたんやぞ」と。

もったいないと思うこと~高みに行ける人が辞めていく~

自分よりもよっぽどWebライターに向いていると思っていたのに、辞めてしまった人たちがいます。

執筆分野の知見もあるし、実績だってある。能力だってありました。

続けることの難しさはわかります。でも、継続していればきっと有名メディアに寄稿できたり、もっとお金が稼げたりしてたはずなのに。

そんな人が、見知った仲だけでも数人います。

1人印象的なのは、「疲れてしまったのです」と言って去っていったライターさんです。

私と同年代・同じ時期にライターを始めたのに、すぐに10万円ほど稼いで、すぐに認定ランサーになって、有名なライターさんにも気に入られて……という人でした。

内心「羨ましいな……」と思うほどです。

それでも仕事やプライベートで躓きがあったらしく。

そして丁度そのタイミングで、周りの「キラキラした姿」にあてられてしまったと、最後に話していました。

私は「続けていれば絶対に成功する」なんて言える立場ではありません。自分が今生活できているのは、運とめぐり合わせが大き過ぎたからです。

成功者の下には何人も挫折してしまった人間がいる……成功者バイアスには気をつけて言葉を選びたいと常日頃意識しています。

それでも、もう少しだけ、もう少しだけ続けていれば、きっと違った未来があったかもしれないと、いまだに思うことがあるのも事実です。



3年目も行けるとこまで

アヒルクエストもぼちぼち運営丸2年。当初のポジティブさや目標は彼方に消えていきました(笑)

これからものんびり、細長く書くことを続けていきたいですね。

続けるのはしんどいです。が、続けるということ自体が、フリーランスとして生き残るための刃になると、そんな言葉が心に残った次第です。

マイペースで行きましょう。

ではではWebライターあひるでした。

Webライターを始めたときの自分の国語力

自分がWebライターを始めたときの国語力について