「自分の得意分野で執筆しよう」というアドバイスは、Webライターを始める上でよく聞く内容の1つです。
「ちゃんと探せば強みがある」「自分でわかっていないだけ」と。
私は見つかりませんでした。
今日まで学校で習ったことや、社会人のキャリアの中で執筆に役立った内容はほとんどありません。あ、でもアニメや漫画の案件はオタクが役に立ったか…。
まあでも、「自分にはなにもない」と悩んでいる人は少なくないと思うのです。そんな風に感じた適当なブログ記事でございます。(自分語りとも言う)
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強みを探せば必ず見つかる?
今でも疑問です。Webライティングの執筆分野と今までの経験が噛み合わない人、絶対いると思うのです。私の経歴は以下の通りなのですが…。
- 普通科高校ではない高校を卒業(一般的な高等教育を受けていない)
- 食品工場勤務(転職1回)
- 簡単なビジネスマナー
- ソフトテニス部
- オタク
- 冷凍機・危険物・フォークリフトなどの工業系免許
上記で一番役に立ったのは「簡単なビジネスマナー」と「オタク」。オタクがなかったら詰んでいいたかもしれない。学校や社会人経験がまったくライターとして活かせませんでした。
私は総合職やキャリア系の転職ではなかったので、ほぼ大卒以上がペルソナの転職記事では知識が使えません。初めての転職記事を受注したのは、ポートフォリオで布団クリーニングの記事を出して通ったとき。
もしかしたら「忍耐力」やら「連絡が早い」とか洗い出せるかもですが、そんなの応募時には関係ないお話です。
あ、でもランサーズでは「製造業(ライン工)の正社員」のプロフィールを見てスカウトをくれたパターンが1回だけありました。
ただ、製造といってもメーカー寄り(理論・設計)の知識で、ライン工としての経験(運用・保守)はほとんど使いませんでしたが。
どっちかというと「クラウドワークスで1年以上貯めた実績」のおかげで、最終的なご依頼いただけた感じです。
むしろ「職歴の製造系でも、ライター経験がないと厳しいのか……」と頭をよぎった記憶があります。
まあこんな感じで、強みが見つからないままのらりくらりやってまいりました。
唯一の例外について。とはいえ、この一回だけなんですけど。
強みを作るしかなかった
「なけりゃどうするの?」ってお話なのですが、結局、後から作るしかないのです。「資格はいらねぇ」と言われようが、「意味のない経験だ」と諭されようが、自分が必要だと思った能力は取りに行くしかない。
「Webライター検定2級とFP3級を取ったら割と役に立ったお話」や「【日記】Webライターがプロクラウドワーカーになったメリットを語ってみる」でも触れたのですが、私を支えるのはこうしたライターになってから手に入れた権威。
あとは今まで執筆した記事と、仕事の実績です。これも今でも同じですし、ライター歴約2年の今でも、救ってくれるのはこいつらだったりします。
あとビジネスマナー。フリーランスだけど、ビジネスマナーがきちんとしている人はマジで喜ばれました。
- 細かく進捗を伝える(納品遅れるなら連絡)
- 早めのレスポンス
- ビジネスメールの形式
途中で吹っ飛ぶライターさんも多い中、上記を意識すると好かれると思います。
結局「何か」を積み上げるしかない
「あの人みたいな強みなんてない……」とお悩みの方、わかります。どうあがいても自分の経験とWebライターの仕事に相関性が見つからない人、いるのではないでしょうか。
もしそれでも「Webライターを始めたい!」と思う、とくに私みたいに独学で進みたい人は、愚直にライティング力・SEO知識・文章を直す力を磨くしかないかなと。
「【雑記】Webライターも基本ができていれば少しだけ突き抜けられる」でも書いた通り、この辺りの基礎力を磨いてサンプル記事を作れば、かなりの武器になります。
3年以上のライター歴を持つ人でも、同じ語尾3連続やら論理破綻した文章をお見かけするので、できる人は重宝されるはず…!!(自分のことは棚に上げつつ、しがないディレクター経験から語る)
積み上げた力を自覚さえできれば、自然と営業力や交渉力も付いてくるというのが私の持論です。いつも通り主観です。
あとは…インプット力かな。アウトプットの大事さを説くお話はよく聞きますが、私はインプット不足の人が多い気がします。私が記事の執筆が進まないのも、資料の読み込み不足が多いですし←
上を向けばキリがねぇ
おんなじような記事書いてるなーとか思いながら、日記だからよしとしよう(笑)
もうすぐ開業して1年。
今日もいろんな人に追い越されながら、日々ちょっとずつ文字を生み出しています。
私のような亀の歩みが、誰かの参考になれば嬉しいです。
では久しぶりのチラ裏日記終わり。シナリオ書きます。