こんにちは。Webライターあひると申します。@donotevergetold
前回記事「WEBライティング技能検定合格にはライティング問題攻略が最優先」では、「WEBライティング技能検定」の試験で私が必要だと思うことをまとめました。
今回は、「WEBライティング技能検定に合格に必要だと思う勉強法」についてです。
前回同様、「WEBライティング実務士」の資格取得を目指す方のご参考になればと思います。(2020年10月に追記あり)
Contents
一番の近道は技能検定講座テキストに従って文章を書くこと
合格を目指すのであれば、「WEBライティング技能検定講座」のテキストを使い倒す勉強が一番簡単です。
以下の内容をじっくりと行っていきましょう。
- テキストを読み込む
- 問題集と300文字程度の文章作成の練習をやり込む
- テキストのパート2~4に従って自分で文章を直す
この3点さえ押さえておけば、自然と合格は見えてくるでしょう。
4択から正解を選ぶ「選択問題」にはややこしい専門用語や難しい理論などは全く出てきません。何回か問題集解いていれば、私ですら満点取れるくらいのレベルです。
やはり試験の肝となるのは「ライティング問題」。
ただ、こちらも専門的な知識は必要ありません。
あくまで「基本的な文章作成能力と文法の使い方」が採点のポイントになっています。
WEBライティング技能本試験では、出題されたテーマやキーワード自体の知見、キーワードに対しての認識の深さなどを評価するテストでなく、接続詞や助詞などの文法が正しく使われ、違和感なく読める文章かどうかや、誤字脱字などがないか、などが採点基準として重要視されます。
文法の使い方や文章の作成方法は、テキスト内でほとんど網羅されています。
横着せずテキストを参考にするのが、一番コストの低い勉強方法なのです。
しかし、効率よくWEBライティング技能検定合格を目指す場合は、以下で説明する3つの勉強方法がおすすめです。
WEBライティング技能検定合格に必要だと思う勉強内容3つ
試験合格のために、私が特に必要だと思った勉強は以下の3点です。
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これらをテキストでの勉強と並行しておこなうことで、より合格に近づきます。
では、順番にご説明しますね。
中学国語の文法や品詞についてざっとおさらいする
すごく当たり前のことを書いていますが、私はこの中学国語の内容をほとんど忘れていたため、テキストを読み進めることすら苦労しました。
「WEBライティング技能検定」のテキストもそうなのですが、世に出回っている文章術の本も、中学生の内容まではあまり解説されていません。
「中学国語の内容くらいは覚えているやろ?」という前提で書かれています。(あくまで経験談ですが…)
これは非常に恥ずかしい体験談なのですが、私くらいともなると
- 助詞ってなんだっけ
- 接続詞ってどんなのがあったっけ
と思うくらいのレベルでした…。
テキストや文章術の本を読んでも、文法や品詞の名前すらほぼ覚えていなかったのであまり頭に入らず。
テキストや本でライティング術を勉強する前に、一度中学国語を復習してみるのは非常におすすめです。
やはり中学国語には、文章作成の基本が網羅されており、もっと早めに復習すればと試験後に反省しきりでした。
今では復習のおかげもあり、文章術の本も以前と比べ理解力が深まりました。
合格のためには遠回りに思えるかもしれませんが、基礎の基礎の部分を一度見直してみるのはとても効果的だと思います。
日本クラウドソーシング検定協会の「解答速報及び総評」に目を通す
WEBライティング技能検定の試験は「日本クラウドソーシング検定協会」が毎回実施しています。
で、実は公式ページでは、今までの試験内容の「解答速報及び総評」が、公式サイトでの閲覧やPDF形式でのダウンロードが可能です。
この「ライティング問題の総評」がかなり秀逸で、模範解答の文章、および受験者が間違った文章への細かい指摘事項と修正案を見ることができます。
しっかりと目を通すだけでも、減点されやすい部分や気をつけるべき部分が見えてくるでしょう。
それだけでなく、試験の模範解答をしっかり分析することで、「試験合格のための文章の作り方」が分析できます。
- 導入文の書き方
- 話の広げ方
- 文章全体の情報量
- 文章構成
- 結論の導き方
この総評は最低でも過去3回分くらいは目を通すことをおすすめします。
校正や推敲について解説されている本を読む
WEB技能検定では、細かい文法の間違いや誤字脱字が命取りです。
つまり、文章を見直す校正や推敲の技術も重要になります。
もちろんテキストにも、誤字脱字や表現重複などを見つける「校正」や、文章の流れや展開などを確認する「推敲」についても解説があります。
しかしもっと合格に近づくために、より詳しい内容が載っている媒体を見るのがおすすめです。
とくに具体例が載っている「文章術の本」は、校正や推敲案の具体例、誤字脱字などの見つけ方、そして校正や推敲の考え方について書かれているのでおすすめです。
有名どころではありますが、私のおすすめは新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)です。
(2019年9月現在でも、Webで文章を書く人にはぜひおすすめしたい書籍です!)
WEB媒体の現場に沿った、より実践的な技術や考え方が詰まっていますので、文章を書く方は是非一読してみてください。
合格のためには「書くこと」も「覚えること」どっちも重要
WEBライティング技能検定合格のためには、テキストでの勉強に加えて以下3つの勉強方法がおすすめです。
- 中学国語の文法や品詞についてざっとおさらいする
- 日本クラウドソーシング検定協会にある「解答速報及び総評」に目を通す
- 校正や推敲について解説されている本を読む
これら3つをおこなえば、より試験へ余裕を持って望めると思います!
もちろんこれらインプットした情報をもとに、実際に文章を書いて直すアウトプットも重要です。
知識の詰め込みと文章作成の実践の繰り返しをしっかりとおこなってみてください。
私も見本を見たり、実際に文章を書いたり、書いた文章の校正や推敲を繰り返したりしたことが合格へ繋がりました。
参考になれば幸いです。
Webライティング技能検定に挑戦したい方は以下のリンク、「ヒューマンアカデミーの通信講座『たのまな』」より「Webライティング技能検定」と検索し、資料請求や申込みを行ってくださいね。
とはいえ資格申込みまで考えると41,000円と大変高額です。受ける前に無料で資料請求したりや他のブログを参考にしたりなどをおすすめします。

【2020年10月追記】
あえて当時の文章残してます。なかなかチカチカする(笑)
わりと評判悪い試験というのが正直なところ。ただ、私のとっては「得るものが大きかったなー」という感想です。今でも。
(もちろん、無料の情報や他のサロンを参考に勉強してもライターは始められます)
資格自体に意味はそこまでないかなーと思います。ですが、復習や確認というプロセス、そして試験に挑むというモチベーションが、普通に学習するよりすっと頭に入った感じです。
私にとって最初の一歩になりました。
成功体験、というのが1番大きかったのかも。持たざるものなりの。
手間味噌ですが、2020年10月では2年以上Webライターを続けられていたり、クラウドワークスのTOPプロクラウドワーカーやランサーズの認定ランナーになれました。
継続は力なりです。と思います。