自分が「平成生まれ」という事実しか、自分と平成の接点が見つからない。
という感じですみません。そしてこんちには。
たまに3000文字チャレンジに参加させていただいていた、家鴨あひると申します。
せっかくですので、初代3000文字チャレンジラストのお題、感謝を込めてしれっと参加しようかなと。
……と、ここまで書いた時点で、なにを書くかすら決まっていませんが(汗)
ですので、今から書き始めてから3000文字に到達するまで、ただ頭の中で思いついたことを書きなぐっていきます。
面白さを期待している方は、ささっとブラウザバック推奨ですー。
「ついにうちの学校に、平成生まれがやってきた!」
「うわー、平成生まれかぁ。年取ったな~マジで」
平成生まれの方はこんなニュアンスの言葉、一度は耳にしたことありませんか?
かくいう私もこの「平成生まれ」というフレーズを、初対面の大人から必ず言われてきました。
多分、100%近い確率じゃないかなぁ。大げさでもなんでもなく。
今思えば「元号が違う」世代と出会うことは、当時の大人からしても初体験なわけで。
「昭和」だったプロフィールに「平成」って書いてあれば、そりゃ声もかけたくなるわなーと。
この先もし「令和生まれ」の方とお話する機会があれば、私も同じような感想を抱くのは間違いありません。
まあこんな感じで、良くも悪くも話題になりやすい時期に生まれ、常に隣合わせで人生を過ごしてきました。
この「平成生まれ」という事実は、交友関係のきっかけになることもあれば、謂れのない中傷につながったこともあります。
慣れてくると、言われること自体に多少うんざりするくらい(笑)
でもトータルだと、嬉しいことにつながった確率のほうが高かった気がします。
嫌な言い方すると、「新人類」とか「新しい世代」っていう特別扱いを、子供ながらに誇りに思っていたのでしょう。
親戚にも、先生にも、部活の先輩にも、会社の上司にも、人生のステージが変わるたびに「あ、平成生まれ」と声をかけられます。
なんというか、その度に「俺は新しい世代なんだ」と調子にのっていました。
会社に入社してからだと、「私はまだ若いんだ」という現実逃避に使っていましたけどね。
ただ、実際は良いことばかりでもなく……。
「これだから平成生まれは」と、関係ないところで突然パンチを見舞われることもしばしばあります。
大体は平成生まれが関係ないことなのですが、言いやすいからなのか、平成生まれはよくひとまとめで悪く言われてました。
特に私世代は、丁度ゆとり教育が始まったくらいの時期に学生してましたので、「ゆとり世代」で片付けられるも多かったなーと。
でも内気を極めている私にとっては、怖くて仕方なかった年上と会話するきかっけとして、「平成生まれ」が結構役に立ちました。
なんだかんだ、会話の入り口になるんですよね。そのあとに盛り上げる技術はないんですけど。
そういう意味では、本当にほんの少しだけ、他より特別な世代だったんだと思います。
多分生年月日を書くときに、「1」と書くか「元」と書くか迷うのは、私と同じ世代くらいでしょう。
……まあ、その特別に関してはマイナスにしかなりませんでしたが。
ええ、よく間違えて書類も書き直しましたよ。
多分これからも、電子化が進まない限り、生涯付きまとう問題です。
こんな感じで平成を生きてきた私ですが、「平成」に対し思い入れがあるかと言われれば、特にありません。
多分これは、自分が昭和という時代を生きていないことも関係するのかなと思います。
「昭和はこんなんだったなぁ」
「平成になってからは、いろんなことが変わった」
こういった話も耳にすることはありましたが、そもそも比較対象となる時代に生きていないので、比べようがありません。
私にとっては「平成」という時代が日常であり、通常であり、普通でしたから。
物心がつくころにはバブルも終わり、景気が良い時代も知らずに生きてますし。
まあ、そもそも「昭和」も「平成」も呼び方だけの違いであって、過ごしている時間の価値は同じです。
だから、個人的にはそんなに思うところも、「平成はこうだったなー」と思うことも、今のところ思いつきません。
でも、もうすぐ私も「平成から令和を迎えた人」になります。
もしかしたら「昭和から平成を迎えた人たち」と同じように、なにか感じることがあるかもしれません。
少なくとも、心の中では「ついに令和生まれと出会っちまったぜ……」みたいなことは絶対に思う。
ただ、「令和」を話のきっかけとして使ったとしても、「令和生まれは〇〇」とか、人格を決めてしまうような使い方は避けねばと思います。
令和に生まれようが平成に生まれようが、個人は個人ですからね。
でも「令和生まれだー!」といい意味で接してあげられる方は、少しだけ特別扱いしても喜ばれるかもです。
ソースは、平成生まれに少しだけ優越感を感じていた私の子供時代。
もしかしたら私のように「令和は特別な世代」と、その子の自信に繋がるかも知れませんよ(笑)
……とこんな感じで、ノープランで頭の中で浮かんだ平成のこと、ひたすら書き流してみました。
なるほど、私はこの「平成」という時代をこういう風に思っていたのか。
ここまで書いているうちに思い出したことも、常日頃から無意識に思っていたことも含めて、思ったより平成について書くことがあったようです。
こんな自分なりの平成へのアプローチがあったのかと、あらためて気づけて少しびっくりしてます。
このチャレンジがなければ、平成についてこんなに書くこともなかったでしょうし。
そもそも、3000文字チャレンジのお題って突拍子もないというか、普段絶対に深掘りしないようなお題なんですよね。
1番衝撃的だったのが「井戸」。
「誰が井戸をテーマに3000文字も書けるねん!」ってずっと思ってましたもん。
と同時に、お題を「井戸」に設定した人を天才だと思いました。いやホントに。
ブログのお題として思いつかなさ過ぎる(笑)
ライターとして見習いたいです。
そして、結局参加者の人達は面白おかしく書いちゃうという。
読めた分は、楽しく読ませていただいた思い出があります。
……まあでも、実は「井戸」も書こうと思ってたんです。
でも井戸と聞いたとき、ドラクエの「いどまじん」とドラクエⅥの井戸しか出てこなくて、ただのゲームオタクの話になりそうで断念しました。
書いてたら井戸じゃなくて、ただの「3000文字チャレンジドラクエ」が完成していたはずです。
書ける余裕があれば、ちょっと書いてみたかったような気もしますが。
それにしても、あれだけ井戸のことを考えて、そして盛り上がったブロガーは、後にも先にも3000文字チャレンジ参加者と拝読者だけだろうなー。
2代目3000文字チャレンジは、どんなお題で進んでいくんでしょうかね。
私も以前「勝負」というお題を出させていただいたのですが、勝ち負けを連想させる言葉はよくなかったかなーとちょっと反省してます。
でも、皆さんの「勝負」が読めて、本当に楽しかったです。
……とこんな感じで、平成から見事にお題がずれましたね(汗)
まあでも、平成時代の出会いとして、この3000文字チャレンジの存在は結構大きかったなと。
最近は参加できませんでしたが、新しいブロガーさんやフォロワーさんと出会えましたし、「文章は楽しいもの」だと再確認できるいい機会でした。
令和になってからも、ひっそりと楽しむ予定です。
と、3000文字になったのでこのへんで。
読んでくれた方は、駄文失礼しました。
以上、家鴨あひるがお送りしました~。